- インタビュー
2025年10月09日
AIを活用した動画翻訳サービス- こんにちハロー

- 株式会社こんにちハロー
早見 泰星 - 執行役員CSO
2025年9月30日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
1社目はこんにちハローです。AIを活用した動画翻訳サービスを提供するスタートアップです。今回は、こんにちハロー 執行役員CSOの 早見 泰星氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- 唇の動きまで翻訳できるAI技術となっており、新たな国際コミュニケーションを提供するスタートアップです!
執行役員CSOの早見氏に伺いました
何をしている会社ですか?
早見 :弊社は、AIを活用した動画翻訳サービスを提供しております。日本語で話すあなたの声のまま、他言語で自然に話す動画が生成されます。さらに唇の動きも話す言葉に対応して変換されます。ネイティブもAIが生成したと気づかないほどの精度で動画を生成することができます。
また、AIによる翻訳の精度は完璧ではないため、足りない部分を人が補正することで完璧に近い翻訳を実現しています。30秒1万円から利用可能で飲食店、ホテル・旅館、クリニック、越境EC、映画やアニメ、お笑いコンテンツなど様々な領域で導入されています。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
早見 :私と弟兄弟ともに、生まれも育ちも築地なのですが、私の叔父が築地市場で3代目 干物屋を営んでおります。
市場には多くの外国人が来ますが、英語を話せないので、どうしてもうまくコミュニケーションが取れないという話を常々聞いていました。その「言語の壁」を少しでも取り除ければいいなと思ったのが、創業のきっかけです。
「英語が話せないからインバウンド市場にアピールできない」「機械翻訳の正確性に不安を感じている」「なんだか翻訳は高いイメージがある」そんなお悩みを持つ皆様の世界への発信をサポートするAI動画翻訳サービスです。
これからの目標はありますか?
早見 :私たちは「世界への架け橋、あなたの声で」を企業理念に掲げています。
グローバル化が加速する現代においても、言語の壁は依然として人々の前に立ちはだかり、大きな課題となっています。私たちはその壁を少しでも低くし、自分の伝えたい想いが言語の違いによって遮られてしまう人を一人でも減らしたいと考えています。
身近な相手とのコミュニケーションにとどまらず、世界中の誰もが気軽に「自分の想いを自分の声」で表現し発信できる環境をつくること。それを実現するために私たちは技術と人の力を最大限に活かし、全力でサポートしてまいります。
最後に一言お願いします
早見 :私たちは、共創パートナーの皆様と共に歩み、互いの強みを活かしながら新たな価値を築いていきたいと考えております。
言語の壁を越えて人と人をつなぎ、より多くの想いが世界に届く未来を共に実現できれば幸いです。
めぇ〜ちゃん
- 全てをAIに頼ることなく、人の力を組み合わせることで完璧に近いサービスの提供が可能になるのですね!それでは次回もお楽しみに♪
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