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2025年01月13日

スタートアップに会いたい!Vol.92-コメ兵ホールディングス

株式会社コメ兵ホールディングス
 水澤 清隆(写真左)
 事業開発部 事業開発部長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業100社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2024」からご確認いただけます。


【あいおいニッセイ同和損保】に続く第92回目はコメ兵ホールディングスです。コメ兵ホールディングスの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


水澤氏に伺いました

何をしている会社ですか?

水澤:KOMEHYOは2024年に創業77年を迎え、人から人へ”モノ”と”想い”をつなぐ『リレーユース』を文化にする事を企業理念とし事業を推進しています。持続可能な循環型社会に必要な存在として「人」「モノ」「社会」それぞれのつながりの中で中継点の役割を果たし、事業活動を通じて世の中の“良質”や“価値”を未来へつなげていきます。

事業内容としては、ブランドファッションアイテムを中心に、お客様の不要になったモノを買取り、次に必要とする人へ販売する、リユース事業を展開しています。都市部にラグジュアリーな雰囲気の販売店舗を構え、また、お客様の生活導線に近い駅ビルやSCなどに買取専門店を全国展開しています。

また、国内のブランドリユース市場の活性化に寄与する業者間オークションプラットフォームの運営や、近年はアジアを中心にグローバル展開を積極的に進め、現地にブランドリユース文化を浸透させる取組みにも注力しています。

サステナブルな消費活動への関心が集まる中、弊社に求められる社会的な責任はより大きくなっていると感じています。今後も様々なパートナーと共創しながら、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

水澤:これまでリユースを手掛けた事のない小売・流通事業者との業務提携や、新しい商材分野での二次流通市場の形成を目指したPoCにも取り組んでいます。また、通常は数年かかる鑑定士の育成課題をテクノロジーで補完する真贋AIシステムの開発や、お客様に新しいショッピング体験を提供できる様な金融サービス開発にも取り組んでいます。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

水澤:スタートアップ企業との共創を通じて、新しい顧客サービスの創出や、新規事業のアイディアを見つけたいと考えています。また、ムゲンラボへ参加されている各企業担当者とのネットワーキングを通じて、オープンイノベーションやVCを効率的に運用する組織体制についても学びたいと思っています。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

水澤:ブランドリユース事業のバリューチェーンにおいて、当社グループ内にはtoC/toBを問わず様々な機能があり、それらの事業インフラや、そこから得られるデータ等を活用する事が可能です。

最後に一言お願いします

水澤:小売・流通業界に変化を起こせる技術やアイディアをお持ちのスタートアップや、同様の悩みをお持ちの企業ご担当者様、お気軽に是非お声がけください!

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