- インタビュー
2025年07月23日
『AI社員』でAI変革の実現を目指す- JAPAN AI

- JAPAN AI株式会社
飯田 海道 - 執行役員 CMO
2025年7月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
3社目はJAPAN AIです。法人向け生成AIプラットフォームを展開するスタートアップです。今回は、JAPAN AI執行役員CMOの飯田 海道氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- 『AI社員(JAPAN AI AGENT)』を量産し、AX(AIトランスフォーメーション)を実現します。業務をAIに代替することで販管費を抑制し、営業利益を純増を目指します!
執行役員 CMOの飯田氏に伺いました
何をしている会社ですか?
飯田 :JAPAN AI株式会社は、法人での生成AI活用を3つのソリューションを推進します。
- AIプラットフォーム提供
- オリジナルAI開発
- AIコンサルティング
ご支援の流れは、まずご依頼企業様の業務をヒアリングし、業務フローを可視化するところから着手します。その中で課題の発見とJAPAN AI AGENTの活用ポイントをご提案・要件定義したのち、AI機能の提供・開発を行います。
開発が完了したら、実用化フェーズに移り、実際にAIがユーザーに浸透するまで定例会などの伴走支援を継続し、導入効果の可視化・新たな課題の発見を行います。このサイクルを繰り返す過程で、企業様の中にもAI人材を育成し、課題を発見してAI化するAI活用の好循環を企業様にインストールいたします。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
飯田 :私たちは、上場テクノロジー企業、株式会社ジーニーの戦略的AIカンパニーです。
ジーニーグループは「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」というパーパスのもと世界中のお客様へ、高い費用対効果を実現するマーケティングツールを開発し提供しています。
双方の会社で代表を務める工藤がジーニーを経営し、延べ10,000社以上の顧客と向き合う中で日本には、後世に継承すべき素晴らしい事業がたくさんあることを知りました。
同時に、その素晴らしい企業の中で働く多くの方々が、非効率的な業務に悩んでいることも知りました。日本の労働人口は減少の一途を辿り、私たちは今後より生産性高く働くことが求められていきます。
JAPAN AIでは、日本の商習慣を学習し、様々なビジネスシーンで皆様のパートナーになるAI開発を行うことで、生産性向上という社会課題に立ち向かっていきたいと考えています。
ジーニーグループだから実現できる、生成AIとマーケティングの力を享受できる世界を創っていきたいと考えています。
これからの目標はありますか?
飯田 :短期的には『生産性の向上』です。JAPAN AI AGENTを活用し、業務プロセスの一部をAIに代替することで、業務効率を飛躍的に改善します。結果、外注費や不要なシステムのリプレイスを進め、無駄な販管費の削減など、利益創出に貢献いたします。中長期的には、加速度的に進行する『人口減少・人手不足』の課題へ対処する礎となりたいと考えています。
短期的なAIによる業務代替だけでなく、AI活用人材の育成も含む伴走支援を組み合わせることで、AIを使える会社へ変革していくことをお手伝いしたいと願います。
コストカット的なネガティブな未来でなく、今いる人材がAIでさらに輝けるようなAX(AIトランスフォーメーション)の実現に貢献したいです。
最後に一言お願いします
飯田 :『AI社員(JAPAN AI AGENT)』活用した業務風景は、すでに実用化されています。ご興味がございましたら、ぜひ動画などもご紹介いたしますのでお申し付けくださいませ。不可逆的であるテクノロジーの進歩は止められないものと存じます。
AIを使う側になるか、浸食される側になるかの別れ道はこれからの数年にあるのではないかと、個人的には考えております。ぜひJAPAN AIにご興味を持っていただけたら幸甚にございます。
めぇ〜ちゃん
- 『AI社員(JAPAN AI AGENT)』による、AX(AIトランスフォーメーション)の実現が楽しみですね!
それでは次回もお楽しみに♪
https://japan-ai.co.jp/
人工知能の研究開発、人工知能に関するコンサルティングサービス
JAPAN AI AGENTやJAPAN AI CHATなどのAIプラットフォームサービスを展開
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