- インタビュー
2024年02月21日
働く人の活躍を支援する「マッスルスーツ」を提供 - イノフィス
- 株式会社イノフィス
乙川 直隆 - 代表取締役社長
2024年2月16日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
4社目はイノフィス社です。介護・産業向けに腰の補助に特化した装着型ロボット「マッスルスーツ」シリーズの開発、腕上げ作業をサポートする装着型ロボット「アシストスーツ」の製造をするスタートアップです。今回は、イノフィスの代表取締役社長 乙川直隆氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 労災リスクを低減させながら作業の効率化を高めることができる装着型作業アシストスーツの「マッスルスーツ」を提供しています。
代表取締役社長の乙川氏に伺いました
何をしている会社ですか?
乙川:装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」を製造業・介護・農業・物流業・建設業などの分野に提供しています。マッスルスーツは、作業者の負荷軽減を、アクチュエータを圧縮空気で駆動する人工筋肉を使用しているため、電気を一切使用しておりません。そのため防塵防滴で、堅牢・軽量・簡易な操作で、作業者の身体負荷軽減を実現します。
「マッスルスーツ」イメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
乙川:東京理科大学の小林宏教授が、「誰でもいつまでも生きている限り自立した生活を実現させたい」という想いで、長年開発したマッスルスーツを、一人でも多くの人に届けるために事業化しました。マッスルスーツをご活用いただくことで、健康に働き続けられるとともに、高齢者や女性の活躍の幅も広がると考えています。
これからの目標はありますか?
乙川:我々は、夢のようなロボットではなく、本当に人の役に立つロボットを提供することをモットーにしています。現在は、マッスルスーツをコアとしながらも我々の技術でお客様と一緒に製品・ソリューションを生み出す連携を多数推進しております。沢山の課題をいただき、あらゆる職場で身体的な負荷軽減を実現させていきたいです。
最後に一言お願いします
乙川:イノフィスの社名の由来は「Innovation for Physical Support」です。革新的な技術で皆様の職場の課題を我々の技術が解決します。お客様と一緒に、誰もがいつまでも元気で働き続けられる、持続可能な職場作りを実現させていきたいです。
- めぇ〜ちゃん
- 介護職員数が、現在国内で214.9万人と年々増加傾向にある中で、引き続きマッスルスーツを提供するイノフィス社に注目です。それでは次回もお楽しみに!
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