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2023年08月02日
日立とKDDIが、大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」で共同展示
日立製作所とKDDIは、2025年日本国際博覧会(以下 大阪・関西万博)の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」にプラチナパートナーとして協賛し、共同展示することを発表した。
両社は「Society 5.0を目指す未来の都市=経済発展と社会課題の解決を両立する人間を中心とした都市の姿を浮かび上がらせる舞台」というビジョンに深く共鳴し、「未来の都市」の基本計画立案プロセスにおいて、中核企業としてコンセプト策定に関わってきた。今後、協賛11者全体で協力し、未来の都市像を描いていく。
「未来の都市」概要
「未来の都市」では、サイバーフィールドとフィジカルフィールドが相互に連携し融合した展示を通じて、来場者にさまざまな問いを投げかけ、未来の都市像をともに考えていただく機会を提供する。また、企業・組織や業界の垣根を超えて、さまざまな知見やアイデアを掛け合わせて生まれた、未来の都市につながるデジタルイノベーションや新たな価値を実証する。
リアル会場に加え、KDDIが提供するバーチャル会場と併せて、リアルとバーチャルが高度に融合した2030年の未来の都市像を実現する計画で、今後、全協賛者で創り上げる「テーマ展示」「コモン展示」のほか、以下5つのテーマでの「個社展示」を計画していく。
個社展示テーマおよび担当企業・団体
日立・KDDIの構想
両社は「Society 5.0と未来の都市」のテーマをもとに具体化していく。社会インフラやプラットフォームの提供企業として培ってきた両社のノウハウやテクノロジーを組み合わせることで、人びとが生き生きと暮らすことができる「未来の都市」での生活を来場者が体感できる展示を目指す。また、「みんなが作る未来の都市」を念頭に、来場される方々の意見を展示に反映することで、来場者の課題意識に寄り添った社会像を、市民と企業でともに探索していく。
会場構成(イメージ)
そして、本取り組みにおいて、各社は以下のように述べている。
今回の大阪・関西万博はSociety 5.0実現に向けて重要なマイルストーンになると確信しており、その一員として参画させていただくことを大変光栄に思います。KDDIさまとともに、協賛者や市民の方々を巻き込んだ議論を通じて、人々が自分らしい行動を実現して生き生きと活躍できる、明るい未来の都市像を描いていきます。
また、IT・OT(運用・制御技術)・プロダクトを併せ持つ日立の強みを生かしてお客さまやパートナーとの協創を推進することで、Society 5.0の実現に取り組んでまいります。
日立製作所 取締役会長 東原敏昭
このたび、歴史ある万博に参画させていただくことを大変嬉しく思います。KDDIは、通信が溶け込んだ社会において、通信および「KDDI Digital Twin for All」による新たな付加価値の創造と、事業を通じた社会課題の解決により、未来社会の発展に貢献することを目指しています。
「未来の都市」では日立さまとともに、参加した皆さまの声により変化する都市の姿を描き、会場だけでなくバーチャル上でも楽しめるように準備していきたいと思います。是非ご期待ください。
KDDI 代表取締役社長 CEO 髙橋誠