- インタビュー
2025年02月28日
★特集★side project with MUGENLABO参加スタートアップ紹介 - Green Carbon

- Green Carbon株式会社
野村 佑大 - 人事部長
2023年よりKDDI ∞ Laboにてプログラムを開始している「side project with MUGENLABO」へご参加いただいたスタートアップをシリーズ化にてご紹介!
side projectにて実際に大企業社員を受け入れたスタートアップに、MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
本日ご紹介するのは、Green Carbonです。「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開するスタートアップです。
今回は、Green Carbonの人事部長 野村 佑大氏にお話を伺いました!
めぇ〜ちゃん
- 「side project with MUGENLABO」は、KDDI ∞ Laboと、スタートアップへの越境プログラム「レンタル移籍」や「side project」を手がけるローンディールが手を組み、2023年から開始しました!
本プログラムは、業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし、人手不足解消と新たな事業共創を目指す人財支援プログラムです。
大企業社員は3カ月間の期間で就業時間の約2割を目安に、スタートアップの業務に従事いただきます。スタートアップは人手不足解消に加え、大企業の社員と関わることによる新たなアイディアと事業共創機会を見込むことができます。
人事部長の野村氏に伺いました!
何をしている会社ですか?
野村:事業・サービス内容とビジネスモデルは、以下となります。
◆事業内容、サービス内容
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。
サービスイメージ
◆ビジネスモデル
当社のビジネスモデルはカーボンクレジットを通じた排出権取引で、農家と連携しカーボンクレジットを創出し、当社のチャネルを活用し企業などに販売します。
販売収益の大部分を農家にクレジット収益として還元し、クレジットの申請や登録代行のFeeだけいただきます。
海外では予約型のカーボンクレジット創出モデルも構築しており、大規模にカーボンクレジットを創出できるプロジェクトに対し投資家/出資家を募り、中長期間のプロジェクトファイナンスをいただき、その資金を元にプロジェクトを運用、創出したクレジットを契約期間内に還元いたします。
ビジネスモデルイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
野村:起業当時日本では、ESG投資が話題になり始めたタイミングで、大手企業もサステナビリティ対応を取り組み始めたタイミングでした。
企業としてはカーボンニュートラルを達成しなければならず、また、自社努力では達成できないと認識していましたが、炭素税など規制がないなかクレジットを購入する動機が見つからない状況続いていました。
そのため、海外でのクレジット需要をいち早く獲得しようと、カーボンクレジットに先進的な豪州にオフィスを立ち上げました。日本では競合がいなかったが、豪州では多くの先進的な企業が存在しており、ターゲットとしました。その後、日本や東南アジアでも需要が加速し、現在日本を代表するカーボンクレジットのディベロッパーに成長しました。
side projectに参画した背景を教えてください!
野村:Green Carbonは海外にも展開しているグローバルカンパニーです。弊社の取り組みをより多くの人に知ってもらい事業を拡大するためには、人材確保が必要でありPR/広報が重要でした。
ただし、スタートアップの広報のノウハウが社内リソースでは補えないため、大手で広報を担当していた方の知見を拝見したく、side projectに参加しました。
side projectに求めることは何ですか?
野村:幅広いアイディアと、面白い取り組み、情熱です。ノウハウの提供は勿論ですが、やはりこの会社を大きくするには?どうすれば拡大できるか?など自分事化して考えられる方を求めていました。
今回担当いただいた方は、親身に寄り添って考えて、案だしや調査に取り組んでいただいたので、非常に助かりました。
これからの目標はありますか?
野村:2028年に上場、2030年は時価総額1兆円の企業を目指しています。
脱炭素領域は、世界も国も企業も個人も取り組まなければならない課題であり、今後莫大に成長していく産業になります。
そのため、弊社では2030年までに1億トンのカーボンクレジットを創出し、世界、日本、企業のカーボンニュートラルを1社で達成させます!
最後に一言お願いします
野村:スタートアップは刺激や挑戦ができる環境です!中でもGreen Carbonは環境領域のトップランナーを走っているので、是非一緒に挑戦しましょう!
https://green-carbon.co.jp/
「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開
https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/sideproject/
業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし人手不足解消と事業共創を目指すプログラム
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