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2025年10月16日

AIエージェントの実務導入を支援 - GenerativeX

株式会社GenerativeX
荒木 れい
代表取締役CEO

2025年9月30日、KDDI ∞ Laboの生成AI活用プログラムのイベントにおいて、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。


5社目はGenerativeXです。大手企業向けに、生成AI活用のコンサルティングとAIエージェントの開発を行うスタートアップです。今回は、GenerativeXの代表取締役CEO 荒木 れい氏にお話を伺いました。


めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
「GenerativeX」は、大手企業向けに生成AI活用のコンサルティングとAIエージェントの開発を行うスタートアップです!

代表取締役CEOの荒木氏に伺いました

何をしている会社ですか?

荒木 :GenerativeXは、大企業を中心にAIエージェントの実務導入を支援するコンサルティング兼開発会社です。単なるエージェント開発にとどまらず、現場業務への定着や全社展開を見据えた「本番化支援」を強みとしています。さらに、顧客企業の社員が自らエージェントを設計・改修できるようになる「内製化支援」にも注力し、研修やワークショップを通じて人材育成と文化醸成を行います。

大きな特徴は、コンサルタントがヒアリングから設計、コーディング、デリバリーまでを一気通貫で担う点にあり、ビジネス課題の理解と技術実装を切れ目なく結びつけることで、短期間での成果創出を可能にしています。金融・製薬・通信などの高度な要件を持つ業界に対しても、安全で信頼性の高いAIエージェント基盤を提供しています。

なぜこの会社を立ち上げたのですか?

荒木 :日本が再び世界で戦える国になるためには、現場から業務変革を実装できるプロフェッショナルが不可欠だと考えています。投資銀行や前回の起業での経験を通じ、ビジネスとテクノロジーの両輪を兼ね備えた人材こそが、企業の持続的な競争力の源泉になると確信しました。

しかし市場を見渡すと、生成AIを単なる技術デモやPoCにとどめず、実際に業務課題の解決へとつなげるソリューションは不足していました。そこで、クライアントの成果に直結する支援を実現するため、2023年にGenerativeXを創業しました。

これからの目標はありますか?

荒木 :私が思い描いているのは、生成AIが単なる効率化ツールにとどまらず、人の意思決定や創造性を広げる「共創パートナー」として根付いていく未来です。経営と現場の間にある壁を壊し、誰もが自分の専門性や発想をAIエージェントと組み合わせて、その場で業務や新しい価値づくりにつなげられるようになる世界を実現したいと思っています。

特に日本の大企業は、どうしてもレガシーな仕組みに縛られがちですが、AIを活用することで自走できる組織へと変革し、再び世界で戦える力を取り戻せるはずです。そのために、AIが人間の思考の延長線上に自然に溶け込み、一人ひとりや企業全体の可能性を拡張していく、そんな社会をつくっていきたいと考えています。

最後に一言お願いします

荒木 :生成AIは課題解決のための手段であり、必ずしも万能ではありません。ただし、使いこなせるかどうかで企業の明暗が分かれる時代が来ています。

淘汰の波を越え、生き残れる企業は1〜2割にとどまるかもしれません。変化のスピードが加速する今こそ、生成AIを武器にし、現場と経営の両面から次の競争力をつくり出す。その挑戦に伴走し、共に未来を切り拓くパートナーでありたいと思っています。

めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
GenerativeXが目指す、AIが自然に溶け込み、企業全体の可能性を拡張していく社会の実現が楽しみですね!それでは次回もお楽しみに♪

株式会社GenerativeX
https://gen-x.co.jp/
生成AIに関するコンサルティング、サービス開発

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