- インタビュー
2024年04月26日
物流の未来を切り開く!配送サービス革命 - CBcloud
- CBcloud株式会社
松本 隆一 - 代表取締役CEO
2024年4月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
2社目はCBcloudです。ITを活用した運送業界向けソリューションを展開。荷主と配送パートナーを直接つなげる配送プラットフォーム「ピックゴー」を提供するスタートアップです。今回は、CBcloudの代表取締役CEO 松本隆一氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 「ピックゴー」は荷物を運びたいドライバーさんと荷物を運んでほしい荷主様を直接つなげて個別の配送ニーズに柔軟に対応するサービス、「スマリュー」は顧客の配送現場の生産性を改善するオーダーメイド型システム開発サービスです。
代表取締役CEOの松本氏に伺いました
何をしている会社ですか?
松本:全国7万人以上の個人事業主ドライバーと、1万台以上の車両台数を有する協力会社ネットワークを活用して、幅広い業種の荷主企業様に対して、個別の配送ニーズに柔軟に対応する配送サービス「ピックゴー」を提供しています。また、実際の配送サービスの提供のみならず、自社エンジニアによるシステム開発力を活用した顧客の配送現場の生産性を改善するオーダーメイド型システム開発サービス「スマリュー」も展開しており、宅配大手企業様や小売大手企業様の現場でご活用いただいております。
「ピックゴー」イメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
松本:義父が冷凍貨物車両販売をする中で目の当たりにした運転手の労働環境の悪さを改善するため立ち上げた配送会社を、義父の急逝によって引き継ぎました。遺品整理する中で義父の手書きの熱意が綴られた、「ピックゴー」の原型となる企画書を見つけ、「義父の成し遂げられなかったその思いを形にしたい」と起業を決意しました。
これからの目標はありますか?
松本:ドライバーの方々の社会的な価値を高めることを目標に「世の中の眠る力に革新を」というミッションに掲げております。ドライバー個々人の努力や業務への向き合う姿勢を可視化し、サービスの価値が正当に評価される仕組みづくりを基盤としてドライバーの方々がより柔軟に働けるような環境を整備することで、物流業界が抱える人手不足の構造的課題を解決して参ります。当社事業によって社会に価値が還元され、その先に持続可能な物流社会があり、子供たちがドライバーさんの職業に憧れるような未来を目指していきたいと思っています。
最後に一言お願いします
松本:CBcloudは圧倒的なドライバー登録数を軸として、多様な輸送モードとシステム開発ノウハウを有しており、顧客企業の状況に応じて柔軟な仕組みをご提案できることが当社の最大の強みです。例えば、需要が拡大するクイックコマース配送の支援などはその一例ですが、「配送力」×「ITの力」でお客様が抱える様々な課題を解決することで、物流コスト最適化のみならず、売上拡大も伴走させていただきたいと考えております!
- めぇ〜ちゃん
- 物流2024年問題があるなかで、「配送力」×「ITの力」でお客様が抱える様々な課題を解決するCBcloudに注目です!それでは次回もお楽しみに!
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