- インタビュー
2025年10月15日
エンターテインメントx先端技術で「人類の未来を圧倒的に面白く!」 - アラヤ

- 株式会社アラヤ
森 達也 - Vice President of Product (VPoP) / Visionary Lab Genral Director
2025年9月30日、KDDI ∞ Laboの生成AI活用プログラムのイベントにおいて、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
4社目はアラヤです。ディープラーニング・エッジAI・ニューロテックを活用し、お客様の業務課題解決に特化したAIソリューションを開発・提供するスタートアップです。今回は、アラヤ Vice President of Product (VPoP) / Visionary Lab Genral Directorの森 達也氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- 「アラヤ」は、人工知能やニューロテクノロジーを活用した様々なソリューションを開発・提供するスタートアップです!
Vice President of Product (VPoP) / Visionary Lab Genral Directorの森氏に伺いました
何をしている会社ですか?
森 :株式会社アラヤは、人工知能とニューロテクノロジーの研究開発・ソリューション提供を手掛ける企業です。ディープラーニング、エッジAI、建設DX、ニューロテック領域で事業を展開し、特にVisionary Labでは「空想に輪郭を。」をコンセプトに、将来実現し得る日常の一コマを最新技術で体験化する実験的組織として活動しています。
主力事業は企業向けAIソリューションの開発・提供ですが、無心Capsuleのような消費者向けエンターテインメント技術の研究開発も行っています。ビジネスモデルは、AI技術のライセンス提供、受託開発、そして自社プロダクトの販売・運営を組み合わせたハイブリッド型です。研究開発で培った技術を実用化し、社会実装することで新しい価値創造を目指しています。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
森 :アラヤは2013年、脳神経科学の研究者だった代表取締役の金井良太が「人工知能と神経科学を融合し、より大きな研究成果を出すため」に設立しました。金井は京都大学卒業後、オランダ、アメリカ、イギリスで脳科学研究に従事し、英国サセックス大学准教授として活躍していましたが、研究室の成果を社会実装するために起業を決意しました。
「人類の未来を圧倒的に面白く!」をミッション、「すべてのモノにAIを宿らせる」をビジョンに掲げ、単なる効率化ではなく業務で""本当に使える""AI技術の開発を追求しています。
これからの目標はありますか?
森 :「人類の未来を圧倒的に面白く!」のミッションの下、Visionary Labでは、ニューロテックやAIによって新しいユーザーインターフェースを実現し、それによって、便利になるだけではなく、楽しく過ごせるような体験を多くつくりだしていきたいです。まずはエンターテインメントx先端技術で楽しい体験をつくりながら、技術の使い方と内容をアップデートしていき、将来的にはその体験が日常になるようにしたいと考えています。
また、技術が成熟したら、エンターテインメントだけでなく、教育、医療、ウェルネス分野に広げていくといったことを目指しています。その第一歩として、現在は、祈らないとでてこないカプセル自販機である無心Capsule、脳波を色に変換する照明「Colors」、雨雲の下でしか開かないエンターテインメントアプリ「雲ノ下レーベル」、画家と人工知能の共創プロジェクトなど、多様な実験的プロダクトを開発して、先端技術を使った新しく楽しい体験の可能性を探求しています。
最後に一言お願いします
森 :無心Capsuleは単なるガチャの進化版ではなく、人間の状態と技術の新しい関係性を提案するプロダクトです。推し活という現代的な文化現象に、祈りや瞑想という古来からの人間の営みを融合させ、全く新しい市場カテゴリの創造を目指しています。
パートナーの皆様と一緒に、テクノロジーが人々の心を豊かにする未来を共に創造していきたいと思います。
めぇ〜ちゃん
- 先端技術と創造性を掛け合わせ、新たな体験価値を社会に届けるアラヤの挑戦がこれからも楽しみですね!それでは次回もお楽しみに♪
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