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2024年06月10日

スタートアップに会いたい!Vol.78- SGホールディングス

SGホールディングス株式会社
吉田 貴行
執行役員 経営企画担当 兼 経営企画部長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業90社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2024」からご確認いただけます。


【アジア航測】に続く第78回目はSGホールディングスです。SGホールディングスの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


吉田氏に伺いました

何をしている会社ですか?

吉田:SGホールディングスグループは、佐川急便を中心とした総合物流企業グループです。

2030年に向けた長期ビジョン「Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」を掲げ、業界の枠を超える多様なパートナーと共に力を合わせて、物流の改革の先に未来につながる価値の創出を目指しています。

佐川急便のデリバリーの印象が強いかもしれませんが、佐川急便以外にも、倉庫業などのロジスティクスや、物流不動産の開発・管理、システム構築など、さまざまなグループ会社が事業を展開しています。宅配便をはじめとする物流サービスの安定的な供給・高度化はもちろん、新たな事業・サービスを生み出し、成長させていきます。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

吉田:当社グループでは、「HIKYAKU LABO」というイノベーション推進プラットフォームを中心に、オープンイノベーション活動を推進しています。創業の精神である「飛脚の精神(こころ)」を受け継ぎながら、新しい価値を生み出すための取組みを進めています。当初は佐川急便単体のアクセラレータープログラムとして始まったHIKYAKU LABOの取組みですが、グループ全体の活動に広がっており、現在はグループの国内事業会社10社がこの取り組みに参画しています。

HIKYAKU LABOではこれまでに4回、パートナー企業を募集し、当社グループとの協業を検討するオープンイノベーションプログラムを開催し、合計で23件の協業アイデアが生まれました。一部のアイデアは、実証実験等を進めながら、実現に向けて検討を進めています。

また、プログラム期間内に限らず、グループ各社の事業・ニーズにマッチするスタートアップ様とお話させていただいております。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

吉田:掲げているテーマは、

  1. SGホールディングスグループのアセットを活用した新規事業・新サービス創出
  2. 社会課題の解決につながるような新規事業・新サービス創出
  3. 物流や、物流を支える各種業務の効率化
  4. 事業戦略に生かすビックデータの活用

の4点です。

これまでの「宅配便」の枠に捉われず、また、当社グループだけでなくお客様に価値を感じていただけるような、新たな事業・サービスの創出を目指します。佐川急便だけでなく、さまざまな事業を展開するグループ会社があり、幅広く検討することが可能です。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

吉田:アイデアの実証の場として活用できるアセットを多く持っています。

  • 約27,000台の車両
  • 全国約1,400箇所の国内拠点
  • 9万人を超える従業員
  • 38の国と地域に展開するグローバルネットワーク
  • 顧客基盤

また、これらのアセットや、物流・各種関連領域のノウハウと、スタートアップの皆さまの技術・アイデア等と掛け合わせた新たなビジネスの創出を検討することが可能です。物流領域でこんなことをやってみたい、というアイデア・ご相談があればお気軽にお声がけください。

最後に一言お願いします

吉田:「物流の2024年問題」が各メディアで取り上げられるなど、いま物流は注目を集めている業界の一つです。

物流領域の課題解決はもちろんですが、社会インフラとして不可欠な物流領域の課題解決は、サプライチェーン全体、社会全体の課題解決にもつながると考えています。

これまでにない、新しい物流の価値を創出し、新たな事業・サービスを一緒に考えていければと思います。

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