- インタビュー
2023年01月06日
日本初のNFTチケット販売プラットフォーム- チケミー
- 株式会社チケミー
宮下大佑 - 代表取締役
2022年12月16日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ9社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
4社目はチケミーです。NFTを用いて販売できる日本初のNFTチケット販売プラットフォーム「TicketMe」を提供するスタートアップです。今回は、チケミー 代表の宮下 大佑氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 「TicketMe」は日本初のNFTチケット、NFT引換券の販売プラットフォームです。初期費用無料、暗号資産や暗号資産ウォレットがなくても利用いただけます。
代表の宮下氏に伺いました
何をしている会社ですか?
宮下:チケミーはブロックチェーン技術を用いたNFT関連サービスを通じ、コミュニティの創生、維持、運営、財やサービスの流動性の向上をサポートするスタートアップです。「世の中の隠れた価値を見つけ出す」ことをミッションに、未来のエンタメ、物流、不動産を支える社会インフラを構築します。
業界を問わずリアル×ブロックチェーン技術にフォーカスしたサービスを提供しておりますので、お気軽にHPよりお問い合わせください。
NFTを用いて販売できる日本初のNFTチケット販売プラットフォーム「TicketMe(チケミー)」
なぜ会社を立ち上げたのですか?
宮下:早稲田政治経済学部へ入学後すぐにアパレル系のECサイトを起業、運用したのち、売却しました。その後、EastVenturesでリサーチャーの業務をした後に株式会社チケミー設立しました。
ブロックチェーンの技術自体は2017年ごろから面白いなと思って注目し始め、DeFiやDEX作るのもいいなと思ったが、日本で僕が今やるのはハードルが高いと思いました。なぜなら、トークンエコノミクスによって、サービスの構想から実現が圧倒的に速くなったからです。今までの会社と違い、協力できる部分だけ世界中から集まった人が瞬時に協力し、解散するチームのあり方が可能になりました。
これを見た時に、最先端技術を追い求める領域は日本の株式会社では戦えないと感じたため、”労働集約型”と”地域密着型”が組み込まれたNFTチケットのプラットフォームサービスに目をつけたのです。チケットや引換券の販売プラットフォームはC向けのように思えますが、実はB向けで、これは時間をかけないといけないからチャンスがあると思いました。
実際に事前リサーチをしている中で、海外のそこそこ大きなNFTチケット販売プラットフォームに問い合わせをしたら、翌日に英語で電話がかかってきたのです。そんなアナログな営業をしているということは、やっぱり労働集約型と地域密着型の側面があると感じました。
あとは、NFTが今までPFPとかアートの文脈で語られていたので、その延長線上にあり、ある程度理解されやすい”チケット”から始めることにしました。
これからの目標はありますか?
宮下:チケミーが構築するのは、あらゆる財やサービスの先物、二次流通のインフラです。これまでのインターネットが実現したのは、情報に限定されたデジタル財の流通でした。私たちチケミーは、ブロックチェーンを用いて、リアルアセットを含むあらゆる財の流通を活発化させます。
世の中に溢れる隠れた価値を生産者に利益のある形で二次流通させてよりパブリックな場に登場させ、エンタメ・物流・人材・不動産のあらゆる領域で、正しい価値判断が行われる世界を実現します。
最後に一言お願いします
宮下:チケミーでは、業界を問わずリアル×ブロックチェーン技術にフォーカスしたサービスを提供しております。これからのスタンダードを共に創り出していきましょう!
- めぇ〜ちゃん
-
暗号資産やウォレットも持っていなくても始められるということで、初心者にとっても利用しやすいサービスですね!
それでは次回もお楽しみに!
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