- インタビュー
2022年09月30日
ひとりひとりが必ず持つ“自分らしさ”を表現できる機会を創出する - NUNW
- NUNW株式会社
レネ・パウレズィヒ - 代表取締役
KDDIは、デジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイス「HABET」を運営するスタートアップのNUNW株式会社へ出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。
今回はNUNW株式会社 代表取締役のレネ・パウレズィヒ氏にお話を伺いました。
代表取締役のレネ・パウレズィヒ氏に伺いました
何をしている会社ですか?
パウレズィヒ:誰もが、自分自身の価値や周りの人の価値に気づき・共感し・リスペクトし合える社会を実装することを目標にして、クリエイターとファンを繋ぐ会員型SNSの「FOLLOW ME」、デジタルトレーディングカードをNFTとして購入・売買することができるマーケットプレイスの「HABET」を主力事業としています。
NFTマーケットプレイス「HABET」
なぜ会社を立ち上げたのですか?
パウレズィヒ:インターネットが普及し更にコロナ禍がDXを加速させましたが、その結果、不安や孤独感がより広がったことも確かです。また利便性と多様性という言葉も本来の使い方ではなく、一部都合が良い解釈として扱われ、世の中は非常に生きることが難しい状況だと思います。
そんな状況下で改めて自分らしさと向き合い、多くの人がまだ気づいていない価値と出会ってほしいという思いで2021年にNUNWを設立しました。「すべての自分らしさに価値を」の理念をもって、イノベーション・ダイバーシティ・コミュニティ・オリジナリティ(自分らしさ)の4つの主軸の上に社会にポジティブなインパクトを与えられる会社を目指しています。
これからの目標はありますか?
パウレズィヒ:Web3という新たな世界を切り拓くチャレンジを楽しみつつ、様々な個性をもつ仲間をどんどん見つけ、イノベーションを起こしたいと思います。
KDDIからの出資を通して期待していることはありますか?
パウレズィヒ:KDDIというとauのイメージが強いですが、実際には事業会社として通信以外にも幅広い領域に投資し事業拡大されています。ベンチャーであるNUNWへご指南いただき、事業成長に寄り添っていただきたいです。
最後に一言お願いします
パウレズィヒ:NUNWでは、投機やアートという文脈には留まらないNFTの使い方でWeb3事業を推進しています。あらゆる業種においてNFTを活用した新たな顧客接点を創出し、面白い体験を提供することが可能です。Web3という新たな世界をぜひ一緒に開拓できれば幸いです。