- インタビュー
2022年04月06日
ヒトに寄り添うデジタルパートナ - フラー
- フラー株式会社
林 浩之 - 執行役員 デジタルパートナーグループ長
2022年3月17日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、書籍「スタートアップス」にて全国のVC/CVCから推薦されたESG領域のスタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
2社目はフラーです。デジタルパートナー事業を手掛けるスタートアップです。今回は、フラー執行役員 デジタルパートナーグループ長の林 浩之氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 「デジタルパートナー事業」では、顧客に寄り添うパートナーとして、アプリやウェブなどデジタルにかかわる支援を手掛けています!
執行役員 デジタルパートナーグループ長の林氏に伺いました
何をしている会社ですか?
林:アプリやウェブなどデジタルにかかわる支援を展開する「デジタルパートナー事業」を手掛けています。発注者からの仕様に従い納品する従来の受託開発とは一線を画し、デジタル領域の専門家として顧客に寄り添うパートナーとして“ワンチーム”で課題に向き合い、強みを生かして伴走することで、「デジタル領域全般で頼られる存在」として課題解決や事業成長に貢献するものです。
新規・既存を問わず事業の戦略策定からデータ分析、プロダクトやサービスのデザイン・開発・グロースまで、パートナーとの議論や対話を通じて寄り添い、伴走します。そのため、私たちは「はじめからアプリやウェブを作ること」を目的にしません。何のためにアプリたデジタルを活用するのか、本当に必要なデジタルによる解決策は何なのかというところからお客さまと共に考え、その解決策がプロダクトだと選択できたときに改めて創るものをご提案しています。
フラーが手掛けるスマホアプリ分析サービス「App Ape」
これまで、大手アウトドア企業や全国規模のリサイクルチェーン、日本三大花火大会の一つを運営する団体や首都圏で広域展開する大手電鉄会社など、数多くの企業や団体と共創を重ねてきました。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
林:フラーは「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」をミッションに、都心、地方を問わず日本を支えてきた企業の新たなデジタル進出を支援するため活動しています。また、一連の事業を通じて、日本に溢れるデジタルプロダクトの品質水準を高めていくことが社会への大きな貢献の形と考えています。
フラーの立ち上げの背景は、今年の2月末に会長の渋谷修太が出版した書籍「友達経営 大好きな仲間と会社を創った」のタイトル通り、渋谷が大好きな仲間とともにずっと生きていくため、2011年に立ち上げられました。
これからの目標はありますか?
林:デジタル活用はこれから日本全体で加速のスピードを早めていく段階にあると見ています。そんな中で、デジタルに取り組んだことがないが課題を感じている、デジタルに関する施策に取り組んではいるがうまくいっていない、そのような思いを持つ企業とともに手を取り合っていきたいです。
個人的な思いとしては、このデジタルパートナー事業を通じて、デジタルに強い人材がいないとデジタルに手を出せないという日本の現状を打破したいです。日本経済を長年支えてきた企業がデジタルの壁で立ち止まっているのは、あまりにももったいなく、一日でも早く乗り越えて欲しいと思います。
自社にデジタル人材がいなくても、フラーがいれば新規事業に乗り出せる、既存事業が生まれ変わることができる、そんな世界にしたいですし、そのための支援をフラーは全力で行っていきます。
最後に一言お願いします
林:フラーは「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」を実現するため、パートナーの皆様とともに手を取り合い、寄り添いながら邁進していきたいです。
すべての根幹にある「ヒト」を大切にしながら相互理解を深め、全力で事業グロース・プロダクト開発等に取り組んでまいりますので、ぜひご一緒できましたら幸いです。
- めぇ〜ちゃん
-
フラーはDX支援による地方創生の役割も担っています!
それでは次回もお楽しみに!
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