- インタビュー
2022年02月17日
世界初のリアルタイム3Dスキャナー - 4Dセンサー
- 4Dセンサー株式会社
室賀 文治 - 取締役
2022年1月21日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
4社目は4Dセンサーです。リアルタイム3Dスキャナーを開発するスタートアップです。今回は、4Dセンサー取締役の室賀文治氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 「4Dセンサー」は、世界初のリアルタイム3Dスキャナーです。鏡面形状の3D計測も可能となっています!
取締役の室賀氏に伺いました
何をしている会社ですか?
室賀:物体の3D形状を世界最速レベルで計測できる3Dスキャナーを開発する和歌山大学発ベンチャーです。従来は3D形状の取得に複数画像を必要としていましたが、独自技術により1枚の画像から3D形状を取得可能としています。また世界初のリアルタイム3Dスキャナーを実現し、インフラ計測など様々な分野で活躍しています。
世界初のリアルタイム3Dスキャナー
なぜ会社を立ち上げたのですか?
室賀:モアレ技術を研究していた和歌山大学の森本博士が、技術の社会実装を目的に起業しました。森本博士が研究開発したOPPA(One Pitch Phase Analysis)法によって、1枚の画像から3D形状を計測することが可能になりました。
これからの目標はありますか?
室賀:3Dスキャナーは簡易に形状計測ができることから、精度の高いモノづくりやインフラ点検など様々なシーンでの活躍が期待されています。またリアルタイム計測が可能なことから産業用ロボット等の機械の目としても応用が進んでいます。
最後に一言お願いします
室賀:3Dスキャナーはインフラ計測、形状計測など多岐にわたる分野での活躍が期待されていますが、弊社はベンチャー企業であり全ての分野での展開ができません。ぜひ様々な業界の皆様と共同でプロダクトを開発し、モノづくりや点検など様々な課題を解決したいとおもいます。
- めぇ〜ちゃん
-
1枚の写真から3D計測ができるなんてびっくりですね!
それでは次回もお楽しみに!
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