- インタビュー
2021年11月09日
あらゆるデータの統合自動化サービス - primeNumber
- 株式会社primeNumber
田邊 雄樹 - 代表取締役CEO
2021年10月15日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部の新米記者めぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
2社目はprimeNumberです。データ統合自動化サービス「trocco」を開発するスタートアップです。今回はprimeNumber代表取締役CEOの田邊 雄樹氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃんMUGENLABO Magazine編集部
- 本誌の新米記者。事業共創やオープンイノベーション、CVCに関する知識を勉強しながら、MUGENLABO Magazineの制作に携わる。
- めぇ〜ちゃん
- 「trocco®」は、ユーザーの持つ膨大かつさまざまな種類のデータを、自動で企業のデータ基盤へ統合するクラウド型サービスです。
代表取締役CEOの田邊氏に伺いました
何をしている会社ですか?
田邊:primeNumberは、「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える。」データテクノロジーカンパニーです。データが爆発的に増えていく時代に、誰もがすばやく簡単にデータを使える環境を構築し、データ活用までのプロセスを最適化します。データ統合自動化サービス「trocco®」をはじめ、高度なテクノロジーと独自のアイデアで、世界中のビジネスを支援します。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
田邊:設立当初より、エンジニアドリブンな組織をつくりたいと一貫して強く想っています。現在においては、海外からの流れを受け国内のスタートアップ文化も盛り上がり、ソフトウェアエンジニアの地位は社会的にも非常に評価されるものとなっています。
しかしながらかつてのシステム関連部門は 、組織においては傍流とされているようにも見えていました。花形部門とは真逆で、シンプルに「コストセンター」という位置付けであったかとも思います。急速に社会の情報化が進むなかで、実際の企業現場では「情報システム部門」の存在がなければ会社の業務は回らない、回すことはできない、というのが実態ではないでしょうか。
こうした矛盾を感じてきた中で「だったら、エンジニアが中心の組織をつくっていけばいいのでは?」という考えに至り、その延長線上に今の primeNumber があります。エンジニアというのは、モノ、サービス、そして価値を自らの手で創れる人の事であって、様々な職種にいらっしゃると考えています。私たちはそんな方々と一緒にエンジニアドリブンな組織を作り上げ、より大きな価値を生み出したいと考えています。
これからの目標はありますか?
田邊:社のミッションでもある「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える。」という世界観を、「trocco®」をはじめ、今後も創り出されていくエンジニアリングサービスをもって、実現していきたいと考えています。サービスの特性上、ドメスティックなルールや商慣習にとらわれる内容ではないため、適切なエリアを見極め、順に海外展開を進めていきたいと考えております。
最後に一言お願いします
田邊:企業様の規模・歴史を問わず、「データテクノロジー」をキーワードに様々な企業様とお付き合いさせて頂いております。データ活用に課題を抱えているパートナー企業の皆様、是非お声掛けください!
- めぇ〜ちゃん
- 社内データ統合の自動化は、エンジニアの業務効率化に大きな効果がありそうですね!
それでは次回もお楽しみに!
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