- インタビュー
2022年01月26日
リファレンスチェックで人材のミスマッチを防ぐ - Parame
- 株式会社Parame
岡野 亮義 - 代表取締役
2021年12月17日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
1社目はParameです。転職採用のリファレンスチェックサービスを運営するスタートアップです。今回は、Parame代表取締役の岡野亮義氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 「Parame Recruit」とは、オンラインで全て完結するリファレンスチェックサービスです。候補者をよく知る人物からの第三者評価を採用前に取得することで、人材のミスマッチ防止に活用できます!
代表取締役の岡野氏に伺いました
何をしている会社ですか?
岡野:企業の採用人事様向けに、リファレンスチェックサービスの「Parame Recruit」を展開しております。採用面接時の、面接だけでは候補者の人物像をきちんと知ることができず、入社後にミスマッチが起きてしまうという課題を解決する為、採用前に候補者をよく知る前職の上司等による第三者評価を取得するリファレンスチェックを簡単に実施することが出来ます。
従来の人力で調査していたリファレンスチェックと比べると、ParameのリファレンスチェックはWEB上のオンラインで全て完結するため、低価格で簡単に素早く実施することが可能です。オプションとして、反社チェックや職歴・学歴の在籍確認などの信用調査にあたるバックグラウンドチェックへもサービス内で対応しております。
「Parame Recruit」サービスイメージ
なぜ会社を立ち上げたのですか?
岡野:Parameは会社としてのミッションを「個人の信用をアップデート」と定義し「ありのままの自分が認められる世界の実現」をビジョンに経営しています。その背景として代表の私自身が、学歴・職歴・資格などでは測り切ることができないその人の能力・人間性などのポテンシャルが、より正当に評価される世界を作り上げたいという想いから創業しています。
私達はParameを通じて、個人の信用をアップデートし、現在の学歴・職歴・資格に相当するような新しい個人の信用指標を作り上げていきたいという熱意を元に、現在の事業に取り組んでいます。リファレンスチェックサービスの「Parame Recruit」は、""リファレンス""という自分のことをよく知る第三者からの客観的な評価をキャリア形成に活用でき、候補者はありのままの自分が、より正当に認められ評価されるようになります。
これからの目標はありますか?
岡野:Parameは「個人の信用をアップデート」をミッションに、社会における個人の新しい信用指標や価値観を作り上げていきたいと考えています。
例えば10年前には大きな影響力を持っていなかったインターネット上の個人のフォロワー数が、今や社会において大きな信用指標の1つとして機能しているように、今後終身雇用でなく人材の流動性が高まっていく日本において、誰からどのように評価されていたかの信頼を表すリファレンス情報は、益々重要性を増していくと考えています。
現在の社会で、個人の信用指標として機能している学歴・職歴・資格に相当するような新しい個人の信用指標を、Parame社がリファレンスチェックサービスの「Parame Recruit」を通じて作り上げていきたいと考えています。
最後に一言お願いします
岡野:現在の事業は採用前にミスマッチを防ぐためのリファレンスチェックサービスとして、企業の人事様にご提供しています。リファレンスデータの価値は、採用時のシーンだけに留まらず多種多様な使い道を秘めていると考えています。さらなるデータ価値の向上や、データ連携の可能性など様々な事業構想を検討しておりますので、是非幅広く共創パートナーとしてお話させて頂けましたら幸いです!
- めぇ〜ちゃん
-
アメリカの企業では多くの企業がリファレンスチェックを導入しています。日本の就活でもリファレンスチェックが必須になるかもしれませんね!
それでは次回もお楽しみに!
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