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2021年08月10日

あらゆる家庭から義務をなくす、共働き世帯の食に革命を - Antway

株式会社Antway
前島 恵
代表取締役

KDDIは家庭料理宅配サービス「 つくりおき.jp 」を運営しているスタートアップ、Antwayに出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。

今回はAntway代表取締役の前島 恵氏にお話を伺いました。


代表取締役の前島恵氏に伺いました

何をしている会社ですか?

前島:当社は、共働き世帯に向けた家庭料理宅配サービス「つくりおき.jp」を運営しています。LINEアカウントを友達登録して簡単な注文フォームを入力するだけで、毎週1回決まった時間にできたてのお料理が1週間分まとめて届くサービスです。

当社専属の管理栄養士がメニューを監修し、都内にある自社キッチンで調理したお料理をご家庭の玄関先までお届けしています。週替わりのメニューをこちらで決めてお届けし、メニュー選択や注文も含めて、お料理に関わる手間のほとんどを削減することを目指しています。


共働き世帯向け家庭料理宅配サービス「 つくりおき.jp 」

なぜ会社を立ち上げたのですか?

前島:「機会の平等」を実現したく起業し、今の事業では特に家庭内での女性の機会にフォーカスしています。今の日本では、機会の不平等にさらされている最も大きなボリュームゾーンは女性だと考えています。「家事は女性がやるもの」といった意識が根付いており、文化的・慣習的にはまだまだ機会が制限されているのではないかと思います。

家事労働の中でも特に炊事にかかる負担は大きいと言われており、家庭に存在する家事という義務をなくすことで皆が機会の平等を得てチャレンジできる社会にしたい、そんな想いで事業をスタートしました。

これからの目標はありますか?

前島:当社のミッションである「あらゆる家庭から義務をなくす」を達成していきたいと考えています。家庭内に存在する義務的なタスクを便利で安心なサービスによって解決し、誰もが自分にとって有意義に時間を使える社会を作っていきます。その第一歩として、「 つくりおき.jp 」をしっかりと伸ばしていきたいです。子育て世帯向けの料理配達サービスと言えば「 つくりおき.jp 」となるように会員数、知名度ともに高めていくことが当面の目標です。

資金調達を通して期待していることはありますか?

前島:KDDIさんは投資先である数々の会社を伸ばしてきたご実績があると思いますので、是非Antwayに対してもご助言・ご支援をいただければと考えています。また、Antwayは将来的に「あらゆる家庭から義務をなくす」ための家事労働領域のプラットフォームになりたいと考えています。プラットフォーム化についても是非一緒に検討させていただきたいと思っています。

最後に一言お願いします

前島:Antwayでは「 つくりおき.jp 」の注文に関わるシステムはもちろん、キッチンの設計やオペレーション改善についても自社で行っています。デジタルとリアルの融合領域で新しいサービスを作っていきたい方は是非お声がけください。また、飲食、物流、食材などの領域の協業のご連絡もお待ちしています。

Antway
https://antway.co.jp/
「あらゆる家庭から義務をなくす」
共働き世帯向け手作りお料理配達サービス「つくりおき.jp」を提供。

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