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2024年08月09日

次世代エンターテインメントで社会の景観を変えるドラマティックデザインファーム -株式会社THINKR

株式会社THINKR
針谷 建二郎
CEO

KDDIは、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号)を通じて、バーチャル×音楽を軸に次世代エンターテインメントを創造する株式会社THINKR(本社:東京都目黒区、代表取締役:針谷 建二郎、以下 THINKR)に出資しました。

今回は針谷 建二郎氏にお話を伺いました。


CEOの針谷氏に伺いました

何をしている会社ですか?

針谷:THINKRは、デザイン/音楽/物語/映像/アニメーション/ライブなどあらゆる芸術的要素が織りなすコンテンツを通し、様々な体験価値の創造を掲げるドラマティックデザインファームです。広告制作や映像制作等を行うクリエイティブ領域と、音楽アーティストやクリエイター、自社IPから産み出すエンターテインメント領域において横断的に事業を展開しています。

なぜ会社を立ち上げたのですか?

針谷:THINKRは企業広告やアーティストのクリエイティブ全般の受託制作などを行うクリエイティブプロダクション「ANSWR」を前身とし、音楽アーティスト、映像クリエイターのマネジメントなどを積み重ねマネジメント事業を拡大してきました。

2016年に屋号をTHINKRに改めて、2018年からはエイベックス・グループの子会社となりクリエイティブ制作のノウハウを発展させ、社員数も100名を超える規模感へと成長することが出来ました。近年はアニメーションや原作開発、バーチャルエンターテインメント領域などでのアーティストや自社IP開発に注力してきました。

これからの目標はありますか?

針谷:クライアントワークを主軸とした制作会社は、売上目標が増えるほど、「作品性」が消失していく。受託制作を厳選し自社のコンテンツ開発を主軸とした、自立度の高いコンテンツスタジオになることで、世界観の在る作品作りを復活させ感動出来る作品群を産み出す「ドラマティック」なデザインファームへ。

それがTHINKRが目指す会社像です。

またTHINKRは初の本格的な資金調達により、2024年にエイベックス・グループから独立しました。

既存事業領域であるクリエイティブ開発、アーティストマネジメント、バーチャルアーティストプロデュース、オリジナルIP開発、XR LIVE事業に加え、ゲーム、アニメ、メタバース、AI×IP、体験型エンターテインメントなどバーチャル領域で培ったノウハウを最大限活かした「総合的なバーチャルエンターテインメント事業」を今後積極的に仕掛けていきます。また新たな才能育成に投資していくプロジェクト「THINKR NEXT ARTISTS DEVELOPMENT」も今後立ち上げていく予定です。

KDDIからの出資によって期待していることはありますか?

KDDIさんが持つ数々のインフラサービスと私たちのコンテンツビジネスが紐づくことで、より多くの人々にコンテンツとサービスの魅力が広がることを期待しています。私たちの事業シナジーが、エンターテインメントの可能性を更に広げていく未来を目指して、今後ともよろしくお願いいたします。

最後に一言お願いします

針谷:今後THINKRは単独大株主体制から、複数の新株主の元で経営を行っていきます。ここから更に、革新的で世界で闘える次世代エンターテインメントを創る会社となる為に、背水の陣で「第三次創業」を行います。KDDIさんのような未来を作るテクノロジーメーカーと共に2030年代を象徴できるようなプロダクトを産み出したいです!

株式会社THINKR
https://thinkr.jp/
バーチャル×音楽を軸に次世代エンターテインメントを創造。

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