- インタビュー
2024年06月14日
最高の睡眠を提供! - S'UIMIN
- 株式会社S'UIMIN
樋江井 哲郎 - 取締役経営企画室長
2024年6月7日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
2社目はS’UIMINです。ウェアラブルデバイスとAIを活用した睡眠測定サービスを展開する筑波大学発スタートアップです。今回は、S’UIMINの取締役経営企画室長 樋江井哲郎氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 株式会社S'UIMINは、自宅で簡単に使える脳波測定デバイスとAIを活用した睡眠計測サービスを提供しています!
取締役経営企画室長の樋江井氏に伺いました
何をしている会社ですか?
樋江井:自宅で気軽に「脳波で睡眠検査」ができるサービスを提供しています。簡単に装着できる独自の脳波測定ウェアラブルデバイスによって、自宅でもAIによる自動解析で医療レベルの検査結果が得られるのが特徴です。このサービスを使って主に3つの事業を展開しています。1つ目が睡眠を改善するサプリや寝具などの評価を行う研究支援事業、2つ目が健康診断のオプションサービスとしての健診・クリニック事業、3つ目が企業の健康管理や生産性を高めるための健康経営支援事業です。これらの事業を通してユーザーの課題解決を行うとともに、ビッグデータを構築し、さらなるイノベーションにつなげていくことを考えています。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
樋江井:世界トップレベルの睡眠医科学研究所である「筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構」を母体とするスタートアップ企業として、最新の睡眠医科学の成果を社会還元するために設立されました。良い睡眠をとることがメタボ・メンタル・認知症等の重大疾患の予防につながることを踏まえ、「最高の睡眠から人生100年時代のウェルネスを」をミッションに掲げてさまざまな睡眠課題を本質的に解決できる社会の実現を目指しています。代表の柳沢は世界的な睡眠研究者であるとともに、最近ではメディアでも目にする方も多いかもしれません。
これからの目標はありますか?
樋江井:個々人に最適な形で睡眠改善サービスを提供するプラットフォームを構築していきたいと考えています。サービス提供をする中でわかったことは、ユーザーのニーズや課題は非常に多種多様であること。ライフスタイルや課題感にあわせたソリューション提供をしていく必要がありますが、小さなスタートアップ企業が単独で実現するのは簡単ではありません。だからこそ、さまざまな企業と連携しながらソリューション開発し、「ここに来れば睡眠の問題が解決できる」というプラットフォームを実現したいと考えています。
最後に一言お願いします
樋江井:睡眠のソリューション開発を手掛けている企業様、これからソリューションを開発していきたい企業様と繋がればと思っています。睡眠は体質やライフスタイルに相互に影響していくことから、睡眠そのものだけではなく未病・予防や医療分野のさまざまな企業とご一緒できればと考えています。
- めぇ〜ちゃん
- 健康の最も重要な要素である睡眠改善は、老若男女問わず誰もが気になるのではないでしょうか!それでは次回もお楽しみに!
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