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2023年03月03日
KDDIデジタルセキュリティが、パスワード不要でありながら高度なセキュリティを実現するSecret Double Octopusのパスワードレス多要素認証を提供開始
KDDIおよびKDDIデジタルセキュリティは、2月27日、Secret Double Octopusの技術を採用し、法人向けリモートアクセスサービス「KDDI Flex Remote Access」の接続時にパスワード入力が不要になる多要素認証ソリューション、「パスワードレス認証」の提供を開始した。
テレワークの導入の増加に伴い、自宅等から会社のサーバーにつなぐリモート接続を狙った、サイバー攻撃や不正アクセスが増加している。中でも、情報漏洩の8割以上がパスワードに関する原因によるとされ、簡易なパスワードの設定、パスワードの使いまわし、パスワードの変更頻度といったパスワード運用に関する問題点があげられている。また、パスワードの運用には管理者側の作業が発生し、パスワード忘れに対するパスワードリセットや定期的なパスワードの変更といった管理者の負担も課題となっている。
イスラエル発のスタートアップであるSecret Double Octopusは、パスワードレス多要素認証ソリューションは、こうした問題を利用者の負荷なく、高度なセキュリティで解決するプロダクトを提供する。
KDDIおよびKDDIデジタルセキュリティは、2月27日、同社の技術を採用し、法人向けリモートアクセスサービス「KDDI Flex Remote Access」の接続時にパスワード入力が不要になる多要素認証ソリューション、「パスワードレス認証」の提供を開始。合わせて、KDDIは、グローバル・ブレイン株式会社が運営する、KDDI Open Innovation Fund 3号を通じ、2020年の出資に続き、今回追加出資を行った。
今回の提携及び追加出資について、同社CEOのRaz Rafaeliは以下のコメントを寄せている。
KDDIおよびKDDIデジタルセキュリティとの提携により、日本で最高品質のパスワードレス認証サービスを提供できることをうれしく思います。当社の技術はFIDO2規格に準拠しており、ID・パスワードのローテーションを行い、過去のパスワードが無効となるため、パスワード漏洩や不正アクセスに対し高い堅牢性を誇っています。
KDDIおよびKDDIデジタルセキュリティとの強固な関係を活かし、日本のサイバーセキュリティ環境がより高度化できるよう、貢献できることを楽しみにしています。
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