- インタビュー
2025年09月29日
国内最大級のシェア別荘サービスを提供 - SANU

- 株式会社SANU
石川 桂太 - 執行役員 2nd Home事業統括本部長
2025年9月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ7社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
5社目はSANUです。自然の中にもうひとつ家を持つことができるサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」の提供を行うスタートアップです。今回は、SANU 執行役員 2nd Home事業統括本部長の石川 桂太氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- 国内最大級のシェア別荘サービス「SANU 2nd Home」を通じて、都市と自然を行き来するライフスタイルを実現する“自然の中のもうひとつの家”を提供します。
執行役員 2nd Home事業統括本部長の石川氏に伺いました
何をしている会社ですか?
石川 :「Live with nature./自然と共に生きる。」をビジョンに掲げ、全国の拠点を自由に利用できる国内最大級のシェア別荘サービスを展開しています。一泊からサブスク・共同所有・一棟所有までライフスタイルに合わせて選択でき、現在34拠点・218室を運営。都市生活者が自然に行き来できるライフスタイルを届けています。
従来「富裕層向け」とされてきた別荘文化をより多くの人々に広げるため、自社で建築開発を手がけ、建築DXを推進しながらコストを抑えつつ環境に配慮したオリジナルキャビンを展開。循環可能な社会を見据えた開発を通じて、誰もが利用できる新しいセカンドホームのあり方を目指しています。2024年7月には、先進的なサーキュラーエコノミー事例として岸田前総理大臣も視察に訪れました。
SANUは、別荘を所有するよりも柔軟かつ持続可能な新しい選択肢を創出し、自然と人の共創を実現していきます。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
石川 :創業者の福島弦と本間貴裕は、自然が好きで、人と自然とのつながりをもっと豊かにしたいという想いからSANUを立ち上げました。都市生活者でも自然を身近に感じる居場所を持ち、暮らしと自然の間にある見えにくいバリアを取り除きたいと考えたのが原点です。「自然を体験する消費」ではなく、「自然と共に暮らす生活」が当たり前になる世界を目指しています。
また、建築の量産化とモジュール技術の導入、共同所有モデルの設計を通じて、より多くの人に自然との豊かな関係を届けることがビジネスの根本です。環境への配慮、サステナビリティ、ブランド価値を重視しつつ、利潤も追求し、50年〜100年後も続く健全な事業を築いていきたいと考えています。
これからの目標はありますか?
石川 :2035年までに世界500拠点を展開し、“地球そのものがもうひとつの家になる”世界をつくることです。
まずは日本で、誰もが自然と共に暮らせる社会を広げていきます。2026年に40拠点、2028年には100拠点を目指し、都市に暮らしながら自然と行き来できるライフスタイルを届けていきます。
その実現のために、自社工場で木造モジュール建築を量産し、効率的に拠点を展開していきます。サービスも、月額制サブスクから共同オーナー型まで多様に揃え、短期から長期まで、ライフスタイルに合った自然体験を提供します。さらにAIやテクノロジーを取り入れ、拠点管理や体験を最適化し、都市と自然を隔てる様々な「見えないバリア」をなくしていきます。
私たちは、これまで特別な人だけのものと思われてきた自然との暮らしを、誰もにとっての“当たり前”に変えていく挑戦を続けています。1人でも多くの人を自然へ連れ出し、暮らす喜びを体験してもらう。そのハードルを1mmずつ下げることが、建築もテクノロジーもサービスも、すべての原点です。
最後に一言お願いします
石川 :共創パートナーの皆さまと一緒に、新しい暮らしの文化を社会に広げ、未来の子どもたちに「自然と共に生きる。」当たり前を残していきたいと思っています。
めぇ〜ちゃん
- 最近は自然と触れ合う機会が少なくなっている中、都市生活者が気軽に自然と行き来できるシェア別荘サービスを提供するSANUに注目です。それでは次回もお楽しみに♪
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