- コラム
2020年12月08日
教えて!めぇ〜ちゃん:「Govtech」ってなに?
教えて!めぇ〜ちゃんのコーナーでは共創・オープンイノベーションの現場で巻き起こる出来事をMUGENLABO Magazine編集部の新米記者、めぇ〜ちゃんとゆるく一緒に紐解いていきます。今回は、政治xテクノロジーで新たな時代を切り開く「Govtech」についてです。
- めぇ〜ちゃんMUGENLABO Magazine編集部
- 本誌の新米記者。事業共創やオープンイノベーション、CVCに関する知識を勉強しながら、MUGENLABO Magazineの制作に携わる。
- めぇ〜ちゃん
- 今回のアメリカ大統領選に関するニュース、毎日のように目にしますね。
- 編集長
- そうね。あなた、政治にも目を向けるようになるなんて、日に日に成長してるわね。感心感心。
- めぇ〜ちゃん
- ありがとうございます!いつかは大統領になりたいんです!!
- 編集長
- ・・・、そう。頑張ってね。。。
とはいえ、もちろん政治的な面は気にかけなくてはならないけど、、、 - 編集長
- 今日はわたしたちなりにこの選挙を見たいと思うわ。
あなた、「Govtech」って知ってる? - めぇ〜ちゃん
- ガムテープ・・・?
- 編集長
- 何言ってるのあなた。
「Govtech」というのは、政府だったり地方の自治体だったりに関わる業務の効率化をデジタルと組み合わせて目指す、もしくは新しいサービスを創造することなの。
「Govtech」とは:「Government Technology」の略で、行政・地方自治体が民間企業のICT技術・サービスを活用すること。最近ではハンコレスを始めとする電子申請などで注目を集める。海外では2013年頃からこの言葉が使われるようになり、Govtech先進国であるシンガポールでは、政府がオンライン上で民間へ直接行政課題を提示・アイデアを募集して、最良の解決策を導き出すためのクラウドソーシングプラットフォームを展開、大きな話題となった。似た言葉で「Politech」「Civictech」がある。
- めぇ〜ちゃん
- なるほど。調べたところ、アメリカではFacebookの初代CEOでもあるショーン・パーカーが手がけるアプリ「BRIGADE」という、ユーザーが自らの位置情報を提供することで、その地域の候補者の政策などをアプリ内で議論することが可能なサービスがあるそうです。
- 編集長
- 日本でも「PoliPoli」など、いくつかのサービスが立ち上がっているのよ。 「PoliPoli」は、有権者がアプリ内で政治のニュースや政治家の活動状況を知ることができるだけでなくて、政治家本人もアプリ内のトークルーム で情報発信ができる仕組みなの。
日本ではこういったことは遅れ気味よね。 - めぇ〜ちゃん
- 菅政権もはじまり、デジタル庁が新設された中で、日本でも政府主導のデジタル化が進んでいくかも、って記事もありました!ハンコレスも一つの良い事例になるかもしれません!
- 編集長
- そうね。「政治xテクノロジー」を考える上で何か問題点はあるのかしら?
- めぇ〜ちゃん
- やはりテクノロジーやデータの悪用、だと思います。
特に個人情報の取り扱いには慎重にならざるを得ないのかもしれません。 - 編集長
- これは難しい問題ね。
- めぇ〜ちゃん
- きちんとルールを設けつつ、エッジコンピューティングを用いて個人情報が保管されているクラウドと切り離した処理を行うことで情報漏えいのリスケ低減につなげるなど、対策も必要だそうです。
- 編集長
- あなた、みるみる進歩してるわね。感心感心よ。
- めぇ〜ちゃん
- (褒められた!)ありがとうございます!!政治は苦手ですが、少しずつ学んでいきます!!
- 編集長
- よろしい。その調子で頑張りなさい。
次回は「国内外で進むメガベンチャーの投資活動について」について、めぇ〜ちゃん記者がお届けします!
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