- ニュース
2020年10月26日
「MUGENLABO Magazine」サイトオープンのお知らせ
MUGENLABO Magazine創刊のお知らせ
本日、私たちKDDIは、新たな情報発信拠点として「MUGENLABO Magazine」の創刊をお知らせさせていただきます。
「MUGENLABO Magazine」創刊のご挨拶
蒸気機関の登場により工業化の幕が開けた第一次産業革命。
その後の革新で発明された電気は自動化の波を作り、インターネットは情報革命を勃発させました。
これまでの産業のイノベーションを振り返ると「足し算」の歴史でした。繊維産業の後に蒸気機関や電気が出てきても、前者は後者を破壊しなかった。確かに世界の中心は、時代の流れと共に繊維産業から機械、インターネットへと変遷しましたが、インターネットが出てきても未だ繊維産業も製造業も自動車産業も健在です。
しかし次にやって来ると言われている革命は違うものになると考えています。何か全く想像していない新しいものが生まれ、世の中を変革するのではなく、今あるものが大きく、そして全てが変化する、そういう未来を想像しています。
キーはやはりインターネットです。
情報テクノロジーが一次産業や二次産業に染み出していって、それぞれの風景を変えてしまう。農業と工業が混ざる、全産業がオートメーション化される、そういう社会になると考えています。
自分は関係ない?確かにこれまでは別にECに手を出さなくとも事業は回っていたかもしれません。
しかし社会を見てみてください。人口は減少し、社会課題は増えるばかりです。この複雑な問題をどこかの誰か、スタープレーヤーが華々しく解決してくれるのでしょうか?テクノロジーへの取り組みはもうどの産業も待ったなしとなりました。そして感染症拡大はこの状況を加速させたのです。
これがデジタルトランスフォーメーションの本質です。小手先のデジタル化ではなく、産業構造自体の変化。これが全産業で一気に起こる。
私たちはこの激動の2020年代を走りきるため、MUGENLABO Magazineを創刊しました。
情報は武器になります。繋がりは力になります。「共創」というキーワードは単なるバズ・ワードではなく、地に足のついた、それでいて真にスケール感のある、次の産業を生み出すための行動理念です。
ぜひこのメディアを通じてみなさんと手を取り合い、新たな社会課題の解決を目指せればと考えております。
MUGENLABO Magazine
主筆:中馬 和彦
MUGENLABO Magazine編集部より
2011年に日本のスタートアップ・エコシステムの一部として始まった、インキュベーションプログラム、それがKDDI ∞ Laboです。その後、時を経てこのプログラムは多くの大企業、スタートアップのみなさんと成長を続け、企業と新たなアイデア・テクノロジーを繋ぐ「共創プラットフォーム」に発展しました。
今、5Gや街全体をインテリジェンス化するスマートシティ、金融システムを大きく変える新たなフィンテックの登場など、求められるイノベーションのサイズはかつてないほど大きくなりつつあります。その成功の鍵を握るのがアセットを豊富に持った大企業、そして常に改革のフロンティアを開拓し続けるスタートアップ・起業家の方々です。
私たちKDDIは自身はもちろん、志を同じくする50社近くをこれまで「パートナー連合」としてネットワークし、数々のシーンでスタートアップと手を取り合えるステージを創造してまいりました。
このウェブ・マガジンはその歩みをさらに一歩前に進めるものになると確信しています。
創刊にあたり、現在KDDI ∞ Labo ラボ長であり、このマガジンの発行者兼主筆を務める中馬和彦のメッセージを添えて、創刊のご挨拶とさせていただきます。
MUGENLABO Magazine
編集部一同
MUGENLABO Magazineコンセプト
オープンイノベーション情報をすべての人へ。
MUGENLABO Magazineは、オープンイノベーションをテーマに情報を発信していきます。
大企業の事業企画や経営戦略のご担当者、スタートアップの皆様にもお読みいただけるようなコンテンツ作りを目指しています。
これから事業を加速させていこうとお考えのすべてのみなさまへ、事業共創のヒントとなるような情報をお届けしてまいります。
関連リンク
関連記事
-
気鋭のスタートアップmovが考える「口コミ」の未来とは!
2024年10月03日
-
「バーチャル大阪駅」のさらに先へ JR西日本グループとKDDIで描く、メタバースの未来
2024年09月26日