- インタビュー
2024年06月19日
誰もが悩む資料検索をAIの力で解決! - Onikle
- 株式会社Onikle
立野 温 - 代表取締役CEO
2024年6月7日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
6社目はOnikleです。エンタープライズ向け社内情報サーチエンジンの開発・提供するスタートアップです。今回は、Onikleの代表取締役CEO立野 温氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 筑波大学発のベンチャー!提供する「NapAnt(ナップアント)」は社内情報の一括検索を可能とする生成AI搭載エンタープライズサーチエンジンです!1IDにつき月額5,000円で利用することができます。
代表取締役CEOの立野氏に伺いました
何をしている会社ですか?
立野:筑波大学発のベンチャー株式会社Onikleは、社内情報の一括検索で業務効率化を支援する生成AI搭載エンタープライズサーチエンジン「NapAnt」を開発・提供しています。
従業員数500名以上規模の組織では、クラウドアプリや自社サーバーに分散した情報を探すのに現場の社員一人当たり毎日1-2時間程度かかってしまっているという統計があります。これは、500名規模の会社であれば月4,000万円ほどの損失になっています。
NapAntを通して、社内で利用しているMicrosoft365やBox、Google Workspace、Slack、SalesforceなどのSaaSアプリケーションやクラウドのファイルサーバー等と連携することで、社内情報を一括で横断検索することを可能にし、最大で40%の社内情報時間削減を実現し、業務効率化に貢献します。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
立野:2019年8月、鹿間を筆頭にロボコン世界大会優勝者を含む筑波大学工学システム学類AC入試のエンジニア集団が、科学分野にて事業を立ち上げる際に、私が代表取締役CEOとしてチームに参画する形で、株式会社Onikleが筑波大学発のベンチャーとして設立しました。筑波大学クリエイティブキャンプにて最優秀賞を授与し、プレプリント検索プラットフォーム「Onikle」の開発・提供をすすめて参りました。
提案を進める中で、社内情報の検索に関する課題の深さに着目しました。コア技術である自然言語処理AIを活用した検索エンジンの強みを活かした形でピボットを行うことを決断し、現在のエンタープライズ向け社内情報サーチエンジンの開発・提供に至りました。
これからの目標はありますか?
立野:開発予定のNapAntチャットAIは、生成AIを利用することで、質問に対してチャット形式で社内情報から最適な回答を生成します。
従来のFAQツールのように、QAシートに想定質問・回答を追加したり、内容の精査をしなくても、元データから最適な回答を生成し検索を繰り返す中で、個人ごとに最適化された回答を生成するよう学習します。
これにより、有人に取り次ぎされる回数を限りなく少なくし、社内問い合わせ対応の自動化を実現します。
最後に一言お願いします
立野:現在、特別価格にて3-6ヶ月間の有償トライアルをご案内しております。
こちらのURLからメールでのお問い合わせの企業様に限定で、特別価格でのご案内をしております。キャンペーンは6月30日までになりますので、ご希望の際はお早めにお申し込みください。
- めぇ〜ちゃん
- 会社員ならだれもが悩む資料検索がこれさえあればすべて解決ですね!それでは次回もお楽しみに!
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