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2025年03月24日

★特集★side project with MUGENLABO参加スタートアップ紹介 - ネクストラボ

株式会社ネクストラボ
亀井 智英
代表取締役/カスタマーサクセス責任者

2023年よりKDDI ∞ Laboにてプログラムを開始している「side project with MUGENLABO」へご参加いただいたスタートアップをシリーズ化にてご紹介!

side projectにて実際に大企業社員を受け入れたスタートアップに、MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。


本日ご紹介するのは、ネクストラボです。ネクストラボは、カスタマーサポートで行われる返品/交換を中心とした問い合わせを自動化する「返品くん」や、パワフルなAI翻訳技術を活用し、PDFファイルのレイアウトを崩さずに高精度な翻訳を可能にする「Readable」を開発・提供するスタートアップです。


今回は、頻雑化する業務上の課題に対してシンプルな解決を提供するテクノロジーカンパニー、ネクストラボの代表取締役/カスタマーサクセス責任者 亀井 智英氏にお話を伺いました!


めぇ〜ちゃんめぇ〜ちゃん
side project with MUGENLABO」は、KDDI ∞ Laboと、スタートアップへの越境プログラム「レンタル移籍」や「side project」を手がけるローンディールが手を組み、2023年から開始しました!

本プログラムは、業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし、人手不足解消と新たな事業共創を目指す人財支援プログラムです。

大企業社員は3カ月間の期間で就業時間の約2割を目安に、スタートアップの業務に従事いただきます。スタートアップは人手不足解消に加え、大企業の社員と関わることによる新たなアイディアと事業共創機会を見込むことができます。

代表取締役の亀井氏に伺いました!

何をしている会社ですか?

亀井:拡大するECネット通販市場に伴い、増加する返品・交換・修理などの対応業務をシンプルにするため「返品くん」の開発・販売を行っています。また、高性能AIを活用し、英語をはじめとする多言語の資料を直感的に翻訳できる「Readable」も提供しています。

ネクストラボは、業務上の課題を解決するため特定のビジネスモデルにとらわれることなく、継続的にサービスを生み出すテクノロジー集団です。私たちは、複雑化する問題に対してシンプルで効果的なソリューションを提供し続けています。

Readableイメージ

なぜこの会社を立ち上げたのですか?

亀井:ネクストラボが提供する製品は、「頻雑化・複雑化する業務プロセスをシンプルにし、効率化を実現する」という共通の目的を持っています。

例えば「返品くん」では、商品購入時に「返品ができる」という安心感を提供することで、購入のハードルを下げ、顧客体験を向上させると同時に、企業の売上向上にも貢献します。また、「Readable」は、レイアウトを崩さずに論文や学術書を高度なAI技術で翻訳できるため、テキストとしてだけでなく、ビジュアル的にも英語や他言語の内容を理解できるようになります。今までレイアウト崩れが発生した場合、翻訳にはいくつものステップを踏む必要がありましたが、「Readable」を活用することで、ワンストップの翻訳を実現しました。

このような業務上の課題に対して、「桁違いに速く、驚くほどシンプルに解決したい。そして、利用者にとって一番近い存在となり、事業の進化をサポートし、未来を劇的に変えていきたい。」という強い思いから、ネクストラボを立ち上げました。

side projectに参画した背景を教えてください!

亀井:私自身、転職サイト「ビズリーチ」などを傘下におく、ビジョナルの創業まもない外部メンバーとして参画し、新規事業をサポートしてきました。また、実際その時の仲間と1度起業をしたこともあります。プロジェクトに参加される皆さんには、ぜひ起業をより身近に感じていただき、起業という手段を人生の一つの選択肢として考えていただければと思い、今回「side project with MUGENLABO」参画しました。

side projectに求めることは何ですか?

亀井:スタートアップや起業に興味はあるものの、何から始めればよいのか、どのように進めればよいのか分からないという方々に対して、本プロジェクトに業務の20%の範囲で参画していただき、皆さんのバリューをネクストラボで最大限に発揮していただければと思っています。

これからの目標はありますか?

亀井:まず直近では、現在取り組んでいる製品やサービスをさらに磨き上げることを目標としています。そして、スタートアップのスピード感を保ちながら、世の中に継続的にインパクトを与えられる組織であり続けたいと考えています。ネクストラボは、社会的価値のある事業を通じて、個人としても企業としても社会に貢献し、持続可能な成長を実現できるよう努めていきます。

最後に一言お願いします

亀井:スタートアップのダイナミズムを感じながら、ご自身のスキルを最大限に活用できる場としてチャレンジしていただければと思います。また、side projectを通じて、今後の成長に繋がる多くの学びや人生を豊かにするヒントを得られることを願っています。

株式会社ネクストラボ
https://nextlabs.jp/
カスタマーサポートで行われる返品/交換を中心とした問い合わせを自動化する「返品くん」を開発・提供

side project with MUGENLABO
https://www.kddi.com/open-innovation-program/mugenlabo/sideproject/
業務の20%を活用して、大企業社員と人手不足に悩むスタートアップをマッチングし人手不足解消と事業共創を目指すプログラム

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