- インタビュー
2024年06月14日
急な雨でも大丈夫!傘のシェアリングサービスを提供 - Nature Innovation Group
- 株式会社Nature Innovation Group
丸川 照司 - 代表取締役
2024年6月7日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
1社目はNature Innovation Groupです。傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営をするスタートアップです。今回は、Nature Innovation Groupの代表取締役 丸川 照司氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 使い捨て傘をなくす傘のシェアリングサービス「アイカサ」を紹介します!
代表取締役の丸川氏に伺いました
何をしている会社ですか?
丸川:「雨の日を快適にハッピーに」「使い捨て傘をゼロに」をミッションにした現在会員登録数55万人の傘のシェアリングサービスです。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には駅を中心に全国約1,500箇所にある最寄りの好きな傘スポットに傘を返却することができるのが特徴です。24時間140円という安価な値段で、傘が借りられて、必要がなくなれば返却することで手ぶらで移動ができ、同時に年間約8,000万本と言われる使い捨てのビニール傘の消費削減につながるのが特徴です。
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
丸川:ソーシャルビジネスを通して社会にインパクトを与える生き方をしたい、というのが大学生の頃に芽生えた気持ちでそれが個人のミッションに該当します。
起業直前までマレーシアに住んでいて、そこでUberなどのシェアリングサービスを日々当たり前に使っていました。また、海外でシェアリングサービスが広がっている中で、メルカリなどが自転車シェアリングを日本でもスタートするというニュースを知り、以前より傘のシェアリングサービスがあればいいなと思っていたことから傘について調べていると、年間約1.2億本~1.3億本の傘が消費されていることが分かりました。傘のシェアリングサービスがあれば新品の傘を買う出費も、環境負荷も抑えられるのではないかと思い、「アイカサ」を立ち上げました。
これからの目標はありますか?
丸川:2030年までに使い捨て傘の使用をゼロにすることを目指し、コンビニエンスストアよりも身近な場所にシェア傘のインフラを構築することで、誰もが簡単にアクセスできるサービスを提供します。スポット数3万箇所、会員数1,000万人以上のサービスになります。この取り組みにより、環境への負担を大幅に減らすと同時に、持続可能な未来を実現することにつながります。アイカサを成功事例として多くの社会インパクトを与えていく会社になりたいです。
最後に一言お願いします
丸川:弊社では使い捨て傘をなくすソリューションを作っています。皆様のオフィスや施設など多くの場所への設置を通しコンビニよりも身近な存在を目指しております。ぜひこのソリューションを活かし使い捨て傘がなくなる未来を一緒に作りたいです。
- めぇ〜ちゃん
- 急な雨が来ても、このサービスを利用すれば濡れずに済むわけですね!それでは次回もお楽しみに!
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