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2021年12月08日

スタートアップに会いたい!Vol.47-京王電鉄

京王電鉄株式会社

経営統括本部 長期戦略室

(上記写真:長期戦略室メンバー)
  齋藤:中段中央

  田中:上段中央

  佐野:下段左

  北村:中段右

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業50社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2025」からご確認いただけます。


J.フロントリテイリングに続く第47回目は京王電鉄です。京王電鉄の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


齋藤氏、田中氏、佐野氏、北村氏に伺いました

何をしている会社ですか?

齋藤:鉄道を走らせている会社というイメージが強いかもしれませんが、実は生活関連サービス事業者として、交通業、不動産業、ホテル業、建設設備業、生活サービス業といった幅広い事業を展開しています。

交通業では京王線、井の頭線という鉄道を中心にバスやタクシーも運行していて、不動産業では、沿線を中心としたオフィス、住宅の管理やショッピングセンターの運営のほか、沿線外を含めたリノベーション事業や分譲事業を推進しています。また、ホテル業ではシティホテルやビジネスホテルの運営、建設設備業では建物建設・土木業やビル総合管理、生活サービス業では百貨店やスーパーマーケット等の運営を行っています。

これらの事業を推進していくにあたっては、「様々なプレイヤーの方との共創を通じて、持続的な成長と新たな価値創造を目指す」という方針を掲げていて、様々なパートナーの方との共創を積極的に進めていきたいと考えています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

田中:2022年に当社初となるオープンイノベーションプログラム「KEIO OPEN INNOVATION PRGRAM」を開始し、初年度は鉄道事業をテーマに展開、翌2023年にはエリアを起点とした「ROOOT」を開始し、2024年には社員のやりたいことを起点とした「My turn」を実施しています。現在は、初年度に実施したKEIO OPEN INNOVATION PRGRAMをリブランディングし、グループ全体の各事業部門の課題をテーマとした常時募集型の「JISOU」にて、事業部門が主体となって推進することを特徴とした共創を推進しています。これらの取り組みにて、これまで20件を超える共創をスタートアップの皆様と実施してきました。

また、コーポレートベンチャーキャピタル業務については、共創パートナーとの一層の連携を図るべくスタートアップ出資を実施しているほか、共創パートナーのソーシングやベンチャーキャピタル業務の知見獲得を目的としたLP出資も行っています。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

佐野:当社では、事業部門が主体となったオープンイノベーション活動を目指しています。現場が抱えるリアルな課題に対して、スピード感を持って本気で取り組むためには、事業部門自身がスタートアップの皆様と直接対話し、協業を進めることが不可欠だと考えています。

そのため、共創テーマは事業部門が抱える課題を掲出しています。スタートアップの皆様には、これらの課題に合致したご提案をぜひお寄せいただきたいと思っています。

また、掲出している課題とは一見離れた領域であっても、当社の事業に新たな価値をもたらす可能性があると感じられるご提案については、積極的にお声がけいただきたいです。既存の枠にとらわれず、未来志向のアイデアや挑戦を歓迎しています。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

北村:生活関連サービス事業において、様々なアセットを支援させていただきますのでご相談ください。

  • 【交通業】新宿と京王八王子、高尾山口、橋本を結ぶ京王線、渋谷と吉祥寺を結ぶ井の頭線という鉄道を中心に、バスやタクシーも運行。
  • 【不動産業】オフィス・住宅賃貸やショッピングセンターなどを沿線中心に展開。沿線外を含めたリノベーション事業や分譲事業も展開。
  • 【ホテル業】シティホテルやビジネスホテルなど多様なホテルを沿線内外で運営。
  • 【建設設備業】車両整備や不動産の建設、土木業やビル総合管理。
  • 【生活サービス業】百貨店やスーパーマーケットなどの流通事業を沿線中心に展開。車内での紙やサイネージを用いた広告事業も展開。

上記のほか、沿線自治体や地域とのリレーションも当社の強みです!

最後に一言お願いします

齋藤、田中、佐野、北村:スタートアップの皆様との共創の実現は当社の将来にとって不可欠であり、また、当社としても、肥沃な沿線や多様な事業フィールドを共創の場としていきたいと考えています。当社と共に成長を実現しましょう!!

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