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2021年06月02日

スタートアップに会いたい!Vol.8- 第一三共ヘルスケア

第一三共ヘルスケア株式会社
時久 航一
(写真右)事業開発室オープンイノベーションチーム

     チームリーダー兼CVC統括マネージャー

第一三共ヘルスケア株式会社
齋藤 菜緒
(写真左)事業開発室オープンイノベーションチーム

     フェムテック領域リーダー

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業100社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2025」からご確認いただけます。


ソニー・ミュージックエンタテインメントに続く第8回目は第一三共ヘルスケアです。第一三共ヘルスケアの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


時久氏と齋藤氏に伺いました

何をしている会社ですか?

齋藤:私たち第一三共ヘルスケアは、人々の健康と美に貢献する OTC医薬品(ロキソニンS、ルル、ガスター10など)、 機能性スキンケア(ミノン、トランシーノなど)、 機能性オーラルケア(クリーンデンタル、ブレスラボなど)、 機能性表示食品(リゲインなど) をはじめとする幅広い製品群を展開しています。

国内展開としては、ドラッグストア・薬局・コンビニエンスストア等を主力チャネルとし、 第一三共ヘルスケアダイレクトを通じて通販も展開しています。

海外展開としては、中国、ベトナム、韓国、台湾での現地販売だけでなく、海外からの訪日客のインバウンド需要対応や越境ECの強化も進めています。

特に私たちのチームでは、上記のアセットとスタートアップ企業が持つ独自の技術・サービスを掛け合わせることで、従来にないヘルスケア課題の解決策を共創し、人々のQOL向上と新規ビジネス創出につなげたいと考えています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

時久:2022年に「ヘルスケア」をテーマにアクセラレータープログラムを実施し、そこでスタートアップ企業の持つユニークなビジネスモデルやプロダクトに触れる機会を得ました。

当時、事業化には至りませんでしたが、新規事業開発に向けてより一層スタートアップ企業との連携を強化していこうと考えるきっかけとして、今につながっています。
スタートアップ企業だけではなく、事業会社との連携によるBtoBtoEビジネスモデルに挑戦もしています。

KDDI∞Laboでのスタートアップの皆さまとの連携を通じて、ぜひ新たな商品・サービスを生み出したいと考えています。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

齋藤:OTC医薬品を薬局やドラッグストアなどで販売する、という既存のビジネスモデルも大切としながら、新たな生活者との顧客接点を作ることに今後は挑戦していきたいと考えています。

具体的な重点領域としては「SleepTech」「FemTech」「AgeTech」に着目しており、社会課題の解決も含めて取り組んで行きます。

特にセルフケアの推進においては、症状への対処だけではなく未病・予防の段階からアプローチすることも重要です。
商品だけではなく、サービスも含めて新たな価値の創出を目指すためにもスタートアップの皆さんと共創していきたいです。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

齋藤:既存ビジネスにより培ってきたノウハウはもちろんのこと、多様なバックグラウンドを持つメンバーを巻き込みながらともに事業共創を進めて行きます。

  • OTC医薬品の製造販売ノウハウ、ドラッグストア様のような販売網
  • 学術機関等のネットワーク、R&D組織での研究ノウハウ
  • 通販子会社を活用したD2Cチャネル
  • OTC医薬品開発・販売/薬事対応/M&A/ブランディング/セールス/R&D/国内外事業開発/AI・SaaSなど多様なバックグラウンドを持つ事業開発メンバー

openlabo第一三共ヘルスケアの販売商品一部

最後に一言お願いします

時久:当社は新薬系製薬会社のOTC医薬品事業統合により2006年に発足し、新たな価値創造に取り組んできたコンシューマーヘルスケア企業です。4社が保有していたブランドを選択と集中の中で成長させ、OTC医薬品におけるメーカーシェアはNo.1を獲得しています。

しかし、これからの変化を見据えると、モノを作って消費者に買っていただく、という従来のやり方とは異なる、「モノからコトへ」をテーマに全く新しいビジネスモデルが必要になると考えています。

「Open&Respect」をキーワードに、フラットに・目線を揃え、パートナーシップを組んで活動していきます。新たなヘルスケアの価値を一緒に創出していきましょう!

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<送付先>kddilabo-info@kddi.com
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