- インタビュー
2024年04月26日
取締役会をDXすることで企業成長を促進! - ミチビク
- ミチビク株式会社
中村 竜典 - 代表取締役
2024年4月19日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
3社目はミチビクです。取締役会の運営効率化と意思決定の質向上を実現する取締役会DXプラットフォーム「michibiku」を提供するスタートアップです。今回は、ミチビクの代表取締役 中村竜典氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 取締役会DXプラットフォーム「michibiku」は、取締役会の高度化と効率化を実現するサービスです。上場企業をはじめ、数多くの大手企業に選ばれています!
代表取締役の中村氏に伺いました
何をしている会社ですか?
中村:「経営を、あるべき姿に導く。」をミッションに掲げ、取締役会DXプラットフォーム「michibiku」を開発・提供する企業です。
大手企業の取締役会には「会議運営がアナログで実務負担が大きい」「データが分散してPDCAが回せない」という大きな課題があります。「michibiku」では、これらの課題にアプローチし、取締役会の運営効率化と意思決定の質向上をサポートします。
ペーパーレス化や脱ハンコはもちろん、取締役会に必要なデータを一つのプラットフォームに集約。アナログからデジタルに置き換えることで業務を効率化します。AIによる議事録作成支援や会議の内容を定量的に可視化し、会議のPDCAを可能にします。重要会議を一気通貫でデジタル化することで、意思決定の質向上・新しい価値創出の機会を増やし、取締役会等の本質的な機能発揮の実現をしています。
「michibiku」イメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
中村:監査法人、役員、取締役会事務局、様々な立場から取締役会に関わってきた経験があったからです。取締役会は、会社における一番投資の高い会議であり、また、その意思決定により会社の方針が決定されるにも関わらず、非合理的な運営がなされていることに疑問を持ったのがきっかけです。
このDXが叫ばれる時代に、役員の貴重な時間が押印のために費やされ、また、本来なら取締役会で議論すべきではないアジェンダが上がってくるせいで企業成長が阻害されている。非常にもったいないことだと感じています。
会社の大方針を決める取締役会を変革することで、日本全体により早く、より広範に良い影響を与えられると考え、起業しました。
これからの目標はありますか?
中村:まずは、日本のすべての上場企業で「michibiku」が当たり前に使われるようにしたいと考えています。取締役会が効率的に運営され、さらに分析・改善されることで意思決定を高度化し、企業成長を加速させ、日本全体の株価をしっかりと向上させるのが目の前の目標です。また、単体企業だけでなく、グループ会社も含めた企業群の重要意思決定情報を集約し、グループガバナンスの強化にも貢献していきたいと考えています。
最後に一言お願いします
中村:ミチビクは、大手企業における最高意思決定機関の変革をサポートすることで、日本企業の成長を加速させ、株価を10倍に引き上げます!今までになかった唯一無二のサービスで、失われた30年を取り戻し、再び誇れる日本にしていきます!
- めぇ〜ちゃん
- 社内で最も重要な会議をDXすることで日本の失われた30年からのV字回復を担うミチビクにこれからも注目です!それでは次回もお楽しみに!