- インタビュー
2025年03月28日
米国トップ校のAI分野で博士号取得メンバーが起業 - Kotoba Technologies

- 株式会社Kotoba Technologies Japan
小島 熙之 - Co-founder & CEO
2025年3月25日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
5社目はKotoba Technologiesです。リアルタイム音声基盤モデルの開発と日本市場における実用化をするスタートアップです。今回は、Kotoba TechnologiesのCo-founder & CEO 小島 熙之氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- 同時通訳音声AIを手掛けるスタートアップです!
Co-founder & CEOの小島氏に伺いました
何をしている会社ですか?
小島:Kotoba Technologiesは、2023年9月に創業された日米クロスボーダーの生成AIスタートアップです。音声分野の生成AI技術に注力し、言語の壁を取り払うことを目指して開発を進めています生成AIを活用した同時通訳サービスを提供し、誰でもリアルタイムで多言語コミュニケーションを実現できる点が特長です。
リリース直後に注目を集めたiOSアプリ「同時通訳」は、Apple Storeで一時5位にランクインするなど高い評価を受けました。さらに、イベント向けのwebアプリや開発者向けのSDK/APIといった形でも技術を展開し、幅広いシーンでの活用を支援しています。
また、Kotoba TechnologiesはGENIACの第1.5回および第2回にも採択されており、今後もグローバル規模で生成AIの可能性を拡大し、言語の壁を取り除く革新的なサービスの開発を続けていきます。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
小島:当社は米国で生成AI分野のPhDを取得した共同創業者2名と、日本国内で国産生成AIプロジェクト「Fugaku-LLM」などに携わった研究者が力を合わせ創業しました。私たちが目指しているのは、人々が言語の壁を超えて自由に交流し合える世界の実現です。
生成AIの最先端テクノロジーを活用して「みんながわっと驚くサービス」を生み出し、言語の枠を超えてコミュニケーションを円滑にすることで、グローバルに爆発的なコミュニケーションの機会を創出することをミッションに掲げ、誰もが言語の制約なく創造的な活躍ができる未来を切り拓いていきます。
最後に一言お願いします
小島:是非Kotoba Technologiesのプロダクトを手にお取りください!Apple Storeで「同時通訳」でまずはお探しください。
めぇ〜ちゃん
- コンピューターサイエンスの博士号を、コーネル大学とワシントン大学で取得した2名のメンバーで起業したKotoba Technologiesに注目です!
それでは次回もお楽しみに!
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