- インタビュー
2025年05月19日
分散型アップサイクル プラント提供- JOYCLE

- 株式会社JOYCLE
小柳 裕太郎 - 代表取締役社長 CEO
2025年5月15日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ4社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
4社目はJOYCLEです。ゴミからバイオ石炭、セラミック灰等の資源を生成する小型アップサイクルプラントサービスを提供をするスタートアップです。今回は、JOYCLEの代表取締役社長 小柳 裕太郎氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- ごみを「運ばず、燃やさず、資源化」するIoTアップサイクルプラントJOYCLE BOXで資源と喜びが循環する社会を目指すスタートアップです!
代表取締役社長の小柳氏に伺いました
何をしている会社ですか?
小柳:ごみを「運ばず、燃やさず、資源化」するIoTアップサイクルプラントJOYCLE BOXにより、人口減少の中で発生するごみ焼却炉寿命問題・ドライバー不足問題・産業廃棄物処理コスト原価上昇問題を解決します。
特に、処理コストの高い病院・焼却炉から遠い離島や地方などをターゲットとし、2027年からはフィリピンやインドネシアの海外リゾート地のごみ処理問題解決に進出していきます。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
小柳:折角自分の一度しかない人生を生きて仕事をするなら、「死後100年の社会を変える」ビジネスを創りたいとずっと思っていました。そう考えて日本の特徴や強みを考えると、環境系かつハードウェアのビジネスをやるべきと漠然と思っていた中、ごみ処理(静脈)の産業で人口減少を背景として分散型のインフラが必要となってくる中、レガシーな業界で変革を起こそうとするスタートアップが非常に少ないところに目を付け、誰もやらないなら自分がやるしかないと思って起業しました。
社名のJOYCLEは「資源と喜びが循環する社会を創造」したいという想いから名付けており、環境貢献以外の社会課題をコストカット・アップサイクルアートなどで生み出す喜びをインセンティブにしながら解決していきたいと考えています。
これからの目標はありますか?
小柳:「死後100年後の社会を変える」「資源と喜びが循環する社会を創造する」という小柳とJOYCLEのテーマに沿ったビジネスと出会えた幸せを噛み締めています。
アートの描かれたJOYCLE BOXが離島や地方に行くと当たり前に設置されたり、公道を走りながらアップサイクルし、インフラとして日常になりながら喜びを生み出せる姿を頭に描いてワクワクしながら仲間と仕事をしています。
最後に一言お願いします
小柳:一緒に資源と喜びが循環する社会を創造しましょう!
下記のパートナー企業を募集しています。
「創る」
装置の開発・OEM製造・データ取得⇒知財取得における共創
「売る」
装置拡販パートナーとして省庁・自治体・産廃業者・病院などを巻き込んだPJ組成⇒損保・リースを活用した拡販
「使う」
セラミック灰(・バイオ炭)を活用したアップサイクル品・アートの製造・利用・価値創出
めぇ〜ちゃん
- ごみ処理業界の新たなインフラ構築を図る、JOYCLEに目が離せませんね!
それでは次回もお楽しみに♪
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