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2025年11月06日

スタートアップに会いたい!Vol.100- ENEOSホールディングス

ENEOSホールディングス株式会社
島貫 将司
経営企画部CVC室 CVC室長

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業100社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2025」からご確認いただけます。


【オープンハウス】に続く第100回目はENEOSホールディングスです。ENEOSホールディングスの課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


島貫氏に伺いました

何をしている会社ですか?

島貫:ENEOSグループは国内最大のエネルギー企業として、石油製品ほか事業、石油・天然ガス開発事業、機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業など幅広い事業を展開しています。ENEOSグループの使命は「エネルギー・資源・素材」の分野において、「創造と革新」を通して「社会の発展」と「活力ある未来づくり」に貢献することです。世の中の課題解決や新たな価値創出をめざして、様々な領域にチャレンジしています。

2040年長期ビジョンでは、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」の両立を掲げています。エネルギー・素材のトランジションに加え、循環型社会の実現に向けた取り組みも一体的に推進し、ENEOSグループとして果たすべき役割を常に考え、日々挑戦しています。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

島貫:ENEOSグループは新領域への挑戦を始めるべく、2019年度にCVC(Corporate Venture Capital)活動を開始しました。以来、ENEOSグループの使命に掲げる「社会の発展と活力のある未来づくり」を目指し、スタートアップとのオープンイノベーションに取り組んできました。

ガソリンスタンドをはじめとしたENEOSグループのアセットを活用し、スタートアップとの新しい商品の開発や将来の社会実装を目指した実証の実績があります。CVCメンバーだけでなく、ENEOSグループの研究開発部門や事業部門が擁する、多様なバックグラウンドと専門性を持つメンバーが、スタートアップの皆さまとの共創に取り組んで来ました。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

島貫:

  • エネルギー・素材を取り巻く社会課題の解決
    ENEOS CVCは、ENEOSグループが注力する「エネルギー・素材」を取り巻く社会課題を、高度なデジタル技術を用いて解決することで、豊かな未来づくりに貢献することを目指しています。
  • AI等の先進技術の導入による業務効率化、職場環境改善
    ENEOSグループではサプライチェーンなどの業務全域においてAIの活用可能性を検討しています。基盤事業において、効率化と強化を図ることで未来への投資をさらに加速させていきます。
  • 低炭素・脱炭素化に向けたオプション及び競争力の確保
    2040年長期ビジョンではカーボンニュートラル社会の実現を掲げています。エネルギートランジションの動向に適合できるオプションを確保していきます。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

島貫:これまでにENEOSグループが培ってきた事業基盤は多岐にわたります。

  1. 国内トップの石油精製販売サプライチェーン
  2. グループネットワーク: 石油・天然ガス開発、電力、再生可能エネルギー、素材等
  3. 特約店様を始めとするB to Bコネクション
  4. 6,000万人を越える潜在顧客(免許保有者数約8000万人)(ENEOS公式アプリ会員数1,900万人以上)
  5. 独自の研究組織:中央技術研究所

これらのアセットだけではなく、ENEOSグループの多様なバックグラウンドを持つ人材とスタートアップの皆様で、互いに新たな刺激を与えながら、社会に貢献していきたいと考えています。


ローリー


川崎製油所

最後に一言お願いします

島貫:ENEOSグループは、「社会の発展」と「活力ある未来づくり」への貢献に向けて日々挑戦し続けています。私たちは「自らを変革し 挑戦者とともに 大切なものを未来へ」という言葉をCVCの設立当初から大切にしております。

「社会にディスラプティブな変革をもたらす主体は、スタートアップである」と考えています。スタートアップの皆様の挑戦を支援させていただく中で、ENEOSグループの潜在力と組み合わせ、「大きな変化」へとつなげ、社会課題の解決を共に目指していきたいと考えています。常に己をアップデートしつつ、革新的なアイデアを持つ方々と共に、豊かな未来に向けて多くの方々の共感を得られるような事業を手掛けていきたいと思います。

「未来へ残したい大切なもの」を皆様と共創できることを、メンバー一同、楽しみにしています。

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