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2023年06月19日
STYLYとKDDIが「デジタルサイネージアワード2023」優秀賞を受賞!〜都市空間にバーチャル広告やコンテンツを重ねて配信できる「XRscape」〜
リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR LabおよびKDDIは、2023年6月14日に開催されたデジタルサイネージアワードにおいて、都市空間にバーチャル広告やコンテンツを重ねて配信できる「XRscape」が評価され、優秀賞を受賞した。
STYLYはGoogle社が認定する「ARCore 推奨パートナー企業」にKDDIとともに選出され、これまでにも数多くの都市空間全体を活用した大規模なロケーションベースのプロジェクトを実施してきた。
今後は国内だけでなく世界中の都市空間において日本のカルチャーを軸にしたAR体験の可能性を提案し、都市型XRエンターテインメントを全世界へ展開していく。
デジタルサイネージアワード 2023について
デジタルサイネージアワードは、(一社)デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することでデジタルサイネージ市場をさらに活性化していくことを目指すイベントである。
2023年度の作品募集は、2023年4月17日(月)~2023年5月12日(金)にデジタルサイネージコンソーシアムサイト上で行い、5月にWeb上で行った審査会で、優秀賞を含む10点を選出した。
受賞作品一覧:https://digital-signage.jp/openevent/award/2023winner/
受賞作品「XRscape」について
「XRscape」は、実在の都市空間にバーチャル広告やコンテンツを重ねて配信できる、空間そのものをサイネージとしてメディア化するサービス。広告主となる企業やイベント主催者は「XRscape」により、都市空間にバーチャル広告やコンテンツを自由に設置でき、都市全体を活用したプロモーションなどを容易に実施できるようになる。また、お客様はKDDIのXRアプリ「SATCH X powered by STYLY」を起動し、スマートフォンを都市空間にかざすだけで、簡単にコンテンツを体験することが可能。
都市空間には古くから屋外広告や看板などが数多く設置され、都市そのものが1つのメディアとして生活者に情報を提供してきた。近年、広告を随時切り替えできるデジタルサイネージの設置も進んでいるが、広告の設置場所そのものには物理的な制約があることに加え、既に広告が設置されている都市空間全体を活用したプロモーションなどの実施は困難である。
そこで「XRscape」は、バーチャル広告やコンテンツを実在の都市空間に自由に重ねて設置できることに加え、都市の回遊性を高めるARスタンプラリーなども簡単に実施できるようにし、都市全体を大規模なプロモーションなどに活用できるようにしていく。
KDDI株式会社の取り組み
KDDIはKDDI VISION 2030を掲げ、中期経営戦略で2030年を見据えた事業モデルの創出に向け生活者目線に立った技術領域の研究を推進する「Life Transformation (LX)」に取り組んでいる。ドローンやメタバースなどの先端的技術を掛け合わせ、多様化が進む消費・体験行動に革新を起こす新たなビジネスの創出を目指す。