- インタビュー
2025年09月25日
飲食用リユーザブル容器シェアリングサービス - Circloop

- 株式会社Circloop
中村 周太 - 代表取締役
2025年9月18日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ7社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
4社目はCircloopです。ドリンクカップや弁当箱等の飲食用リユーザブル容器シェアリングサービス「Circloop(サークループ)」の提供を行うスタートアップです。今回は、Circloop代表取締役の中村周太氏にお話を伺いました。
めぇ〜ちゃん
- サステナビリティをあたりまえにする第一歩として、繰り返し使えるリユーザブル容器のシェアサービス「Circloop」を立ち上げたスタートアップです。
代表取締役の中村氏に伺いました
何をしている会社ですか?
中村 :Circloopは、オフィスやコワーキングスペースなどの働く空間を中心に、繰り返し使えるリユーザブル容器のシェアリングサービスを提供しています。回収・洗浄・配送の全工程をCircloopが一括で担うことで、導入企業は手間なく循環型サービスを活用でき、廃棄物削減と環境負荷の低減を実現できます。また、ダッシュボードを通じてCO2削減等の効果を可視化でき、サステナビリティ推進や対外的なアピールにも役立ちます。
利用者は「使って返すだけ」で資源循環に参加でき、自然と環境意識が高まるとともに、オフィス全体の一体感やエンゲージメント向上にもつながります。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
中村 :飲食領域の新規事業開発支援を行っていた際に、使い捨て容器がもたらす廃棄物問題に直面しました。自分自身もまさに「捨てる側」であったことに衝撃を受け、持続可能な選択肢を提供したいと強く感じ、本サービスを立ち上げることを決意しました。
Circloopは、導入企業や利用者の負担を極力軽減し、「使うことが環境貢献につながる」という気づきを促すサービスです。そして「サステナビリティがあたりまえ」になることを目指し、ユーザーが心地よく感じられるサービス設計を追求しています。
これからの目標はありますか?
中村 :Circloopは、使い捨てではない選択肢をあたりまえにし、「環境」だけでなく「社会」や「経済」の持続性を高めることを目指しています。企業とそこで働く人が共にリユースに取り組むことで一体感が生まれ、サステナビリティ経営の加速につながります。例えば、企業のパーパスをプリントしたリユーザブルカップを使用することで、より強い効果が期待できます。
将来的にはサービスがオフィスの枠を超えて日常生活の一部となり、多くの人があたりまえに循環型社会に参加し、より良い未来を築くことができる、そんな世界を目指しています。
最後に一言お願いします
中村 :Circloopは、日々あふれるごみ箱を目にしてなんとなく罪悪感を感じ、気軽に始められるサステナビリティ活動を探している企業の皆さまに最適なサービスです。最近では会社説明会やセミナー後の懇親会などイベントでの活用も増えています。共に「サステナビリティをあたりまえに」する未来を築いていきましょう。ご一緒できることを心より楽しみにしています!
めぇ〜ちゃん
- 私たち一人ひとりがリユースに取り組むことこそが、持続可能な社会を実現するカギになるのですね!
それでは次回もお楽しみに♪
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