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2024年09月19日

VRで医療革命を!うつ病治療の新たな選択肢 - BiPSEE

株式会社BiPSEE
松村 雅代
代表取締役 CEO

2024年9月4日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ5社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。


5社目はBiPSEEです。VRを用いた医療支援システムの研究・開発をするスタートアップです。今回は、BiPSEEの代表取締役 CEO松村 雅代氏にお話を伺いました。


めぇ〜ちゃん
VR DTx(Digital Therapeutics)事業は、医学的エビデンスに基づいた治療を目的とするVRプログラムの開発を行っています。VR Solution事業は、リサーチからプロダクト開発、臨床研究まで、 VRを用いたヘルスケア事業の開発をワンストップで提供しています。

代表取締役 CEOの松村氏に伺いました

何をしている会社ですか?

松村:

  1. VR DTx (Digital Therapeutics)事業
    医学的エビデンスに基づいた治療を目的とするVRプログラムです。患者の状態を測定して治療を最適化する技術、VRとWebの連動させる技術など複数の特許を保有しています。うつ病向けプログラムは「プログラム医療機器に係る優先的な審査等の対象品目」に選ばれており、現在特定臨床研究を実施中で、来年以降に治験を予定しています。
  2. VR Solution事業
    リサーチからプロダクト開発、臨床研究まで、 VRを用いたヘルスケア事業の開発をワンストップで支援する機能を有し、ウェルビーイングを支えるVRプロダクトや、VRのセンシング機能を活用したVR計測プラットフォームをパートナーと共同で開発しています。


サービスイメージ

なぜこの会社を立ち上げたのですか?

松村:心療内科医でもある私が直面した「従来の治療法では対応困難な課題」を解決すべくBiPSEEは誕生しました。

BiPSEEの社名は、心療内科が立脚する心身医学のBio(身体の状態)-Psycho(心の状態)-Social (社会的な要素)-Eco(環境)-Ethical(倫理的配慮) の頭文字から取りました。

VR・メタバース・AIを駆使し、治療から予防、健康増進に至るまで、シームレスに「いろいろな健康を生きる」を支えます。

これからの目標はありますか?

松村:病と健康の間に、明確な境界線はありません。そのありようはグラデーションで、多様なものです。BiPSEEは、その全てを支えていきます。

治療領域では、VRデジタル療法を、うつ病治療の新たな選択肢として臨床に届けます。
「対応スキルを身に付ける」というアプローチは、予防や健康増進においても有効です。更に、VRのセンシング技術で心身の状態を見える化し、フィードバック機能を実現しました。これからはデジタル・バイオマーカーとして診断にも活用していきます。

最後に一言お願いします

松村:治療領域で構築した医学的エビデンスをウェルビーイング領域に展開する力、VRセンシング技術で心身の状態を見える化できる技術がBiPSEEの強みです。BiPSEEは、共創を通じ、リアル空間の価値向上にも貢献していきます。

めぇ〜ちゃん
VRセンシング技術でうつ病治療に革命を起こすBiPSEE社に注目です!それでは次回もお楽しみに!

株式会社BiPSEE
https://bipsee.co.jp/
VRを用いた医療支援システムの研究・開発

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