- インタビュー
2025年01月14日
筑波大学の深層学習研究チームが起業! - AIdeaLab
- 株式会社AIdeaLab
冨平 準喜 - 代表取締役
2025年1月10日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ5社が大企業に向けてピッチを行いました。登壇されたスタートアップにMUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんがインタビューをしたので皆様にお届けいたします。
1社目はAIdeaLabです。マイク音声をAIがテキスト化し、自動で議事録作成を行うサービス「AI議事録取れる君」の提供をするスタートアップです。今回は、AIdeaLabの代表取締役 冨平 準喜氏にお話を伺いました。
- めぇ〜ちゃん
- 有名人初のAIアバター「AIひろゆき」、日本初の画像生成AIアプリ「AIピカソ」、AIで生成された画像の素材サイト「AI素材.com」、AIを使った議事録サービス「AI議事録取れる君」を提供しています。
代表取締役の冨平氏に伺いました
何をしている会社ですか?
冨平:株式会社AIdeaLabは、筑波大学発のAI領域に特化したスタートアップスタジオであり、最先端のAI技術を駆使して複数の革新的なプロダクトを展開しています。事業内容は大きく2つに分かれます。1つ目は、自社開発プロダクトの展開で、日本初の画像生成AIモバイルアプリ「AIピカソ」、AI生成画像の素材サイト「AI素材.com」、AIを活用した議事録サービス「AI議事録取れる君」、「AIひろゆき」などを生み出すなど、0から1へのAI開発に挑戦し続けています。
2つ目は、企業や研究機関と連携したAIソリューションの提供です。生成AIや大規模言語モデル(LLM)の技術を用いて、パートナー企業の課題解決や新規事業の創出をサポートしています。独自開発したAIモデルのAPI提供やカスタマイズも行い、多岐にわたる分野での応用を実現しています。
私たちのミッションは「AI×Ideaでいまだかつてないプロダクトを生み出す」ことであり、最先端のAI技術の研究開発に注力し、様々な分野のパートナーとの協業や共同研究を通じて、AIとアイデアを融合させ、人々の生活を豊かにする新たな価値を創造することを目指しています。
サービスイメージ
なぜこの会社を立ち上げたのですか?
冨平:株式会社AIdeaLabを立ち上げた理由は、AI技術への深い情熱と「世界をあっと驚かせるプロダクトを生み出す」というビジョンにあります。当社は2020年、筑波大学のAI研究室で技術革新を追求するメンバーが集まり、その第一歩を踏み出しました。この時点から、「0→1」のプロダクト開発を中心に据え、常に新しいアイデアとAI技術を融合させることを使命として活動しています。
創業の背景には、AIがもたらす可能性を信じ、日々進化する技術とともに未来を築きたいという思いがあります。「まだ誰も見たことのない」「人々の生活を豊かにする」プロダクトを生み出すことで、AIが当たり前の社会の実現を目指しています。この理念は、国内外のパートナーとの共同研究や事業提携においても活かされ、グローバルな市場での活動も視野に入れています。
これからの目標はありますか?
冨平:株式会社AIdeaLabは、これからの目標として、Generative AI技術のさらなる研究・発展に取り組むことを掲げています。これまで培ってきた画像生成技術を基盤に、動画や3Dモデル、音楽など、AIによる表現の幅を広げることで、より多様な創造の可能性を提供します。また、日本初にとどまらず、世界中で愛されるプロダクトを生み出すことで、グローバル市場への進出を強化していきます。
当社のサービスが描く未来は、AIが人々の創造性や生産性を拡大し、誰もが自分のアイデアを容易に形にできる世界です。例えば、AI画像生成技術はプロのデザイナーだけでなく、初心者や非専門家でも質の高いビジュアルコンテンツを創造する力を与えます。また、AI議事録取れる君などのツールにより、業務効率化が進み、よりクリエイティブな活動に時間を割ける社会を実現します。
最後に一言お願いします
冨平:株式会社AIdeaLabは、共創を通じて「世界をあっと驚かせるプロダクト」を共に生み出すパートナーを求めています。AI技術を活用し、新たな価値を創造するため、幅広い分野の皆様との協力を心よりお待ちしております。私たちと一緒に、次世代のイノベーションを形にしていきましょう!
- めぇ〜ちゃん
- 「AI×Ideaでいまだかつてないプロダクトを生み出す」をミッションに掲げるAIdeaLabにこれからも注目です! それでは次回もお楽しみに!
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