- インタビュー
2023年10月06日
IPや著名人とコラボしてAIチャットサービスを開発ーSpiral.AI
- Spiral.AI株式会社
周 涵 - ビジネス統括ディレクター
2023年9月22日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
3社目はSpiral.AIです。巨大言語モデル(LLM)ソフトウェアを開発するスタートアップです。今回は、Spiral.AIビジネス統括ディレクターの周氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 大規模言語モデル(LLM)を中心とした生成系AI技術を専業とする企業で、生成系AI技術を用いて、個性・キャラクター性を有したコミュニケーションが可能なAIコミュニケーションツールの開発を行っています。
ビジネス統括ディレクターの周氏に伺いました
何をしている会社ですか?
周:大規模言語モデル(LLM)を中心とした生成系AI技術を専業とする企業で、生成系AI技術を用いて、個性・キャラクター性を有したコミュニケーションが可能なAIコミュニケーションツールの開発を行っています。
特に現在、エンターテインメント領域において、著名人やIPキャラクターとの対話を可能にするコミュニケーションプロダクトを展開しています。また、BtoC向け企業向けに、顧客等の外部とのコミュニケーションにおいて、LLMの特性を生かしたAIチャットボットおよびコールセンターのオペレーション支援ツールも提供を行っており、その他クライアント企業のニーズにあわせたLLMソフトウェアの開発・提供も展開しております。
AIコミュニケーションツール
なぜ会社を立ち上げたのですか?
周:当社は、生成系AI技術、特に大規模言語モデル(LLM)技術の専業事業者として設立されています。我々は、生成系AIおよび大規模言語モデル(LLM)の技術が秘める社会をガラッと変革できるだけのポテンシャルを信じており、それの潜在力を最大限活用して、世界を感動の渦(Spiral; 社名の由来)に巻き込むサービスを生み出していこう、ということを企業の理念に起業をしています。
特に、企業理念として重視をしているスタンスとして、「昨日できなかったことが、今日はできるようになる」という、新たな可能性を常に提案し考えて、それを事業・プロダクトに落とし込むという点で、生成系AIおよび大規模言語モデル(LLM)というとてつもない威力を持った先端技術を、単なる”業務効率化”ソリューションにはせず、あくまで、人々の生活・社会のあり方をガラッと変えうるサービスへと挑戦することを目指しています。
これからの目標はありますか?
周:生成系AIおよび大規模言語モデル(LLM)の技術は社会をガラッと変革する潜在力を秘めた技術であり、弊社としてはその専業事業者として、単に何個か関連プロダクト・事業を立ち上げたどうこうではなく、社会変革の中心でイノベーションをリードできる責任あるプレイヤーとして成長していきたいと考えています。そのうえで、日本発で世界を市場に戦っていける事業を創出できる水準の企業を目指しています。
その延長線上で、今はまだ受容が進み切れておらず、多くの人からすると縁遠い部分も強い生成系AIの技術による恩恵を、すべての人が日々生活する中で確実に実感が出て、少し便利になった等ではなく、大きくライフスタイルが刷新されたと感じてもらえるような、本格的な社会変革が実現された未来が到来するのではないかと信じています。
最後に一言お願いします
周:生成系AIおよび大規模言語モデル(LLM)の技術は大きなポテンシャルを有していつつも、まだまだ若い技術です。産業界の各領域で活発に事業を展開されている共創パートナーの皆さんと、まさに共に、こうした革新的な技術の社会実装およびそれがもたらす豊かな社会の実現に向けて、新しいイノベーションを生み出していければと願っています。
- めぇ〜ちゃん
- 生成系AIの技術を用いて、自分の推しのアイドルやキャラクター等の有名人とコミュニケーションができる世の中が実現されると面白いですね!それでは次回もお楽しみに!
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