- インタビュー
2022年04月19日
エンジニア採用とエンジニア組織支援のプラットフォーム - ファインディ
- ファインディ株式会社
山田 裕一朗 - 代表取締役 CEO
KDDIは、ハイスキルエンジニアと企業のマッチング採用サービス「Findy」を運営しているスタートアップ、ファインディへの追加出資を公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。
今回はファインディ代表取締役CEOの山田 裕一朗氏にお話を伺いました。
代表取締役CEOの山田氏に伺いました
何をしている会社ですか?
山田:当社は「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンを掲げ、ハイスキルエンジニアと企業のマッチング採用サービス「Findy」、フリーランス・副業エンジニアと企業をマッチングする「Findy Freelance」、 エンジニア組織のパフォーマンスを最大化するために生産性を可視化するサービス「Findy Teams」、国内外居住の外国人ITエンジニアに特化した採用支援サービス「Findy Global」を提供しております。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
山田:新卒で三菱重工に入社し、技術の力で日本の製造業を牽引するエンジニアの姿を間近に体感し、感銘を受けました。三菱重工では事業部の8割がエンジニア出身で、モノづくりを牽引してきた人材が経営に参画しプロダクトの方向性を決めることが当たり前でした。しかしIT業界に転職したところ、経営層にITエンジニアが少なく、テクノロジーへの理解が不足している企業を目にしました。同時にITエンジニア自身にもビジネスへの関心が薄い方が多いように感じられました。
そこで、テクノロジーと人や組織をつなぐサービスを作ろうと考えました。事業の成長に一番貢献することは採用であり、成長している企業には常に採用があります。採用は事業におけるインパクトが大きく、ミスマッチが一度起きてしまうと取り返しがつきにくく負の面も大きくなります。だからこそテクノロジーの力を使って採用を改善する事業に取り組むことにしました。(参考記事:https://www.fastgrow.jp/articles/findy-yamada)
これからの目標はありますか?
山田:今回の資金調達を通じて以下の3つに注力してまいります。
- Findy Teamsの機能開発を強化し、お客様のニーズに応えていく
- Findy、Findy Freelanceのマッチング精度を向上させる
- Findy Globalのマーケティング、サービス開発を進める
上記を通して、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」のビジョンに向け、すべてのエンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームづくりを推進していきます。
KDDIからの資金調達を通して期待していることはありますか?
山田:クライアントのご紹介を引き続き期待しております。いつもありがとうございます!
最後に一言お願いします
山田:経済社会のデジタル化が進み、テクノロジーを活用したビジネス変革が企業成長のために求められます。その中で開発生産性の高いエンジニア組織を創ることがいかなる企業にとっても課題になっていることを感じます。ファインディは、エンジニア組織づくりを採用から生産性改善まで一貫したサービスを提供します。皆様のお力になれると思いますので、ご興味をお持ちの方はぜひご連絡ください。