- インタビュー
2021年10月14日
お母ちゃんでも使える無人決済店舗システムで人手不足問題を解決する - TOUCH TO GO
- 株式会社TOUCH TO GO
阿久津 智紀 - 代表取締役社長
KDDIは、無人決済店舗システムなどの省人化システムを運営しているスタートアップ、TOUCH TO GOへ出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。
今回はTOUCH TO GO 代表取締役社長の阿久津氏にお話を伺いました。
代表取締役社長の阿久津氏に伺いました
何をしている会社ですか?
阿久津:小売店さまや飲食店さまを中心に無人決済店舗システムなどの省人化システム及びサービスの企画、設計、開発、保守及び販売をしていている会社です。従業員の方がレジ対応をせずに店舗運営できるようにするシステム「TTG-SENSE」を中心としたプロダクトをイニシャルフリー・月額課金制で提供しております。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
阿久津:株式会社TOUCH TO GOは「未来の実現へ」をミッションとし、今後さらに進んでいく人手不足の課題を解決することを目指しています。JR東日本スタートアップ株式会社とサインポスト株式会社の2社からの出資にて、無人決済店舗の本格的な事業化に向け設立されたカーブアウトスタートアップです。
これからの目標はありますか?
阿久津:おかあちゃんが使えるサービスを合言葉に、日本全国でTTGの無人決済システムが当たり前のように使われる未来を目指します。そして人がやらなくてもいい仕事はシステムに任せ、人の価値を、生産性を高めていきたいと思います。
資金調達を通して期待していることはありますか?
阿久津:5Gを活用した店舗ネットーワークの構築、既存お取引様へのソリューション提案といった連携を進めていきたいです。またスマートシティーを実現する機能としての一翼を担いたいと思っております。
最後に一言お願いします
阿久津:大企業発カーブアウトスタートアップとして大企業内の悩み・課題を理解しつつ協業を推進できるところが当社の強みです。省人化、遊資産の活用等、是非、ご提案させてください。