- インタビュー
2021年02月26日
都市空間XRメディア化とは - Psychic VR Lab
- Psychic VR Lab
渡邊 遼平 - 執行役員 / CMO
KDDIはXRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を運営するPsychic VR Labに出資したことを公表しました。「KDDI Open Innovation Fund 3号」を通じたもので、出資額や評価額などの詳細は非公開。
今回はPsychic VR Lab執行役員/CMO 渡邊 遼平氏にお話を伺いました。
執行役員の渡邊氏に伺いました
何をしている会社ですか?
渡邊:我々Psychic VR Labは、XR時代のクリエイティブプラットフォームとしてVR/AR/MRコンテンツを配信できるクラウドサービス「STYLY」を通じて、すべてのアーティストがXR空間を作ることができる世界を作ることをミッションにアート、ファッションからライフスタイルに関わるインターフェイスのXR化を推進しております。
なぜ会社を立ち上げたのですか?
渡邊:Psychic VR Labは全人類の超能力を覚醒させることを目的に結成されました。
テクノロジーの進歩によって我々の生活は大きく変わってきました。日常生活の一部としてテクノロジーを取り入れ、自身の能力を拡張して生きることにより豊かな日常をおくれるようになってきました。そしてVR/MRの登場により我々人類は新たな知覚を手にし、認知・哲学・生き方を更新する必要がでてきました。
VR/MR・人工知能のテクノロジーにより、生命と機械の違いはなくなり、自己と他者、生と死の違いでさえなくなっていく未来に我々は足を踏み入れてしまいました。我々Psychic VR LabはVR/MRを主軸としたテクノロジーにより人間の能力を開放し、新たにはじまった歴史の中で人類を進化させる役割を担っていきたいと考えています。
資金調達を通して期待していることはありますか?
渡邊:KDDI社とは、これまでに渋谷5Gエンターテインメントプロジェクトを通じて、渋谷駅前で実施した5G体験イベントや電子音楽の祭典「Mutek.jp」とコラボした渋谷の街を回遊するARコンテンツ体験イベント、その他様々なIPとコラボレーションした企画など、空間をXRでメディア化する実験的なチャレンジを行ってきました。
渋谷5Gエンターテインメントプロジェクトではスマートグラスを開発するNreal社ともコラボ
今回の出資を通じて、両者で展開してきた都市空間のXRメディア化の共同事業化を進め、XRを活用した次世代の街づくりに力を入れていきたいと思っています。
最後に一言お願いします
渡邊:今後、都市空間のXRメディア化をKDDI社と共同で促進していきます。
リアルとバーチャルなレイヤーを行き来しながら生活する次世代型のライフスタイルに合わせた、新たな街づくり、都市空間の創出を日本全国でチャレンジしていく予定です。
XRを活用した新たな街づくりに共感いただける方々と一緒に本事業を展開していければと思っていますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください。
https://psychic-vr-lab.com/
全人類の超能力を覚醒させることを目的に結成。
VR/MRを主軸としたテクノロジーにより人間の能力を開放し、人類を進化させる。