- インタビュー
2021年06月07日
確定拠出年金運用サポートで未来生活を支える - 未来貯金
- 未来貯金株式会社
板山 康男 - 代表取締役社長
2021年5月20日、KDDI ∞ Laboの月次全体会(完全オンライン実施)において、スタートアップ6社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部の新米記者めぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
3社目は未来貯金です。15万ユーザーを保有する企業型確定拠出年金情報提供アプリ「みらいナビ」を運営しているスタートアップです。今回は未来貯金 代表取締役社長の板山 康男氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃんMUGENLABO Magazine編集部
- 本誌の新米記者。事業共創やオープンイノベーション、CVCに関する知識を勉強しながら、MUGENLABO Magazineの制作に携わる。
- めぇ〜ちゃん
- 企業型確定拠出年金とは、企業が掛け金を拠出して加入者(社員)が運用し、定年退職時などにその運用益を受取ることができる制度です。これに対しあらかじめ受給額が確定しているものが確定給付企業年金です。
代表取締役社長の板山氏に伺いました
何をしている会社ですか?
板山:確定拠出年金制度(DC)を導入されている企業に対して、情報提供アプリ「みらいナビ」を日本初で提供しております。アプリは幹事がどこでもご利用可能で、残高等のワンタップ表示だけでなくロボアド機能も搭載しております。みらいナビ導入企業は、法的な責務遂行を果たすだけでなく、加入者の実際の投資行動も変化させる実績を持っております。BtoBtoCのストック型モデルで、500社・15万ユーザーを保有しております。
「みらいナビ」サービスイメージ
なぜ会社を立ち上げたのですか?
板山:私が大手金融機関に在職中、DC投資教育の講師を1,000社以上に行いました。講義中で参加の受講者からの質問はあまり有りませんが、講義の途中休憩時間や終了後に個別で質問を沢山頂きました。その質問の殆どが「自分はラインナップされている資運用商品の中のどれを選べば良いのか」でした。金融機関には提供できない、ユーザーが一番欲する個々にカスタマイズしたサービスが必要と立ち上げましたのが「未来貯金」です。
これからの目標はありますか?
板山:現在は確定拠出年金の企業型加入者向けに特化したサービスですが、今年の夏にはiDeCo(個人型)アプリもリリース予定です。またユーザー向けには、ロボアド機能を超えるサービスを提供して参ります。みらいナビは金融リテラシーを上げる効果がありますので、運用の入口であるDCから個人金融資産へとサービスの範囲を拡大して参ります。
最後に一言お願いします
板山:DC制度導入済の企業様は、「みらいナビ」のご採用を是非ご検討ください。金融機関様へはアプリのOEM提供が可能です。またユーザーデータベースを活用した有効なリタイアメントビジネスもご提供できます。
それでは次回もお楽しみに!
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