めぇ〜ちゃん

「MatrixFlow」とは、機械学習の知識がない人でも利用できるAI活用プラットフォームです。ブラウザがあれば簡単に利用できます！契約は月額定額課金制で、機能制限版は無料で体験可能です！

代表取締役の田本氏に伺いました

何をしている会社ですか？

田本：ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」の提供をしている会社です。MatrixFlowは「ノーコードでAIが活用できるプラットフォーム」です。

クラウドで提供している為、面倒な機械学習の環境構築は一切無く、ドラッグ＆ドロップだけで前処理も含めた機械学習・深層学習ができます。学習データや学習済みモデルの管理機能、データが結果へ与えた影響度合いを可視化できる要因分析機能、サービスに組み込むためのAPIの作成機能も搭載しています。

なぜ会社を立ち上げたのですか？

田本：Googleが「AIの民主化」をうち出しましたが、その内容はエンジニアや大企業のみが対象になっているように思えました。AIは第4次産業革命の柱の一つですが、エンジニアや大企業の発想だけでは真価を発揮しないのでは、また業界の知識を活かすことで良いAIが作れるのではと思い、ノーコードでAIを作成できるサービスの開発を2018年5月より趣味として始めました。

当初はGithubにオープンソースで出していたのですが、思った以上に反響がよく、これを元に起業しようと考えました。しかし私自身はエンジニアでファイナンス等はわからない為、優秀な人材と一緒にできたらいいなと思っていたところ、大学時代に知り合った加藤（現COO）と意気投合し二人で始めることになりました。趣味のプロダクトがとても面白いものになったこと、一緒に働きたいと思える人にも出会えたことで起業の決断をしました。

経営理念は"テクノロジーで世界をつくる"です。人々の暮らしを発展させてきたのはテクノロジーです。世界を"変える”のではなくて"つくる”側に回ります。

これからの目標はありますか？

田本：これからの展望としては、エンジニアが自ら作成したアルゴリズムをブロックにして共有できる機能を作る予定です。現時点では我々が用意したアルゴリズムしか使用できませんが、今後はエンジニアの作ったものをシェアできるというイメージです。この機能により社内ノウハウが共有が簡単になり、一般社員はそのブロックを繋げるだけでAIを作成できるようになります！これにより各業界に特化したブロックやテンプレートが生まれるため、AIの民主化を加速させることができます。

その後はさらに枠組みを広げて、ユーザーが作成したブロックを流通させるマーケットプレイスを作っていきたいです。AIで解決すべき業務上の課題があった際に、すでに必要なアルゴリズムがブロックとして提供されていて、それを簡単に売買できるという環境を整えます。AIのApp Storeのような存在といえば分かりやすいでしょうか。

最後に一言お願いします

田本：ビジネスのためのAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」は、AIの内製化を最速で実現するための手段です。今後ビジネス上での優位性を保っていくためには、AIベンダーなどの外注任せにせず、また教育に時間をかけず、ビジネスにAIを活用する実績を積んでいくことが大切だと感じております。AIの内製化をご検討の場合は、是非MatrixFlowにお声がけください！

めぇ〜ちゃん