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2022年03月11日
グルメSNS「シンクロライフ」、西部ガスグループと資本業務提携——九州の飲食店マーケティングDX支援で協業
グルメ SNS「シンクロライフ」を運営する GINKAN は、九州北部を中心にガスエネルギー事業を展開する西部ガスグループとの資本業務提携を締結したと発表した。西部ガスの子会社でスタートアップ投資を行う SG インキュベートからは、非開示額の資金調達を行う。また、西部ガスグループの中華料理チェーン「八仙閣」が、シンクロライフに加盟店参画することが決定している。
今回の資本業務提携を受けて、GINKAN は福岡市を中心とした西部ガスの取引先飲食店に対し、飲食店マーケティング DX プラットフォームを活用した店内販促のデジタル化、ロイヤル客の育成が可能となる CRM サービスの提供を目指す。西部ガスは、2020年から飲食フランチャイズ事業に参画、飲食店支援クラウドファンディングを実施するなど、飲食店支援を行っている。
2012年10月にローンチしたシンクロライフは近年、「口コミへの不審感」と「検索の煩雑さ」から解放されるよう、AI飲食店レコメンドとブロックチェーンを活用した暗号通貨ポイントを活用したコミュニティ確立に傾倒してきた。2019年7月から、シンクロライフ加盟店で食事することでポイントがもらえるサービスを開始。店はリスクフリーでマーケティング展開できるようになった。
シンクロライフは飲食店にとって、マーケティング活動の一元化ツールとしても機能し、ユーザの属性や生活圏、来店頻度、利用金額に応じた最適なマーケティング施策を打てる。加盟店導入費用無料、完全成功報酬型のモデルが受け入れられ加盟店を増やしており、食事でポイントが得られる加盟店は全国に1,500店舗以上、32万件の食レビューと12万件以上の飲食店が掲載されている。
福岡市での事業展開はコロナ禍の2020年5月に開始しました。「福岡は美味しいものが多い!」と言われておりますが、福岡には常連客を大切にし、飲食業をこよなく愛す飲食店が非常に多くあることを営業活動を通して実感しました。そんな飲食店を顧客に持ち、エネルギー事業を越えて飲食店を支えるべく、さまざまな支援施策に取り組む西部ガス様の姿勢に感銘を受けました。
シンクロライフ事業に共感頂いた西部ガス様と、今後より多くの福岡飲食店のマーケティング支援をご一緒させて頂きたいと思います。
GINKAN 代表取締役 神谷知愛氏
コロナ下、飲食店の皆様が大変なご苦労をなさっているのを目にして、私達にできることはないかと模索している時に、「初期費用0・月額0・完全成果報酬5%」、「常連客を増やすスーパーCRM」「利用者へのトークン報酬」という、ありそうでなかった飲食店・利用者目線のシンクロライフに一目ぼれして、GINKANさんと資本業務提携致しました。
私たち西部ガスグループはGINKANさんと共に、シンクロライフを日本中の飲食店の皆様にご利用頂いて、「元気で明るい暮らし」を支えていきたいと思っております。
西部ガスホールディングス 事業開発部部長 相川洋氏