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2021年09月15日

スタートアップに会いたい!Vol.33- 日立物流

株式会社日立物流
中澤 茂樹
営業統括本部 輸送事業強化PJ SSCV強化グループ

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業50社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2021」からご確認いただけます。


ビックカメラに続く第33回目は日立物流です。日立物流の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!


中澤氏に伺いました

何をしている会社ですか?

中澤:3PL(物流の包括受託)事業、重量機工事業、フォワーディング事業からなるスマートロジスティクスで、国内外に広がるネットワークを繋ぎお客様の多様な物流ニーズにワンストップでサービスを提供しています。物流業界の「ボーダーレス化」を背景に、近年ではビジネスコンセプト「LOGISTEED」を掲げ、物を運ぶだけの物流業ではなく物流を超えたさまざまな領域の協創パートナーとともに課題の解決と、価値の創出に取り組んでいます。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

中澤:2020年12月、本社に「LOGISTEED CAFÉ」をオープンしました。「物流を超えて、共に未来を創る場所」としてさまざまな人たちが集い活動をすることで、新たなイノベーションを生み出していくオープンスペースです。映像で物流のリアル体験が出来る270°シアター、セミナーやイベント開催が出来るコラボスペース、プロジェクト専用のスペースとしても使用出来るプロジェクトルームを備えています。また、Webサイト「LOGISTEED CAFÉ」も公開し、ソリューションや協創による取り組みを紹介するなど、デジタルとフィジカルの両面からイノベーションを繋げていく「可能性の結節点」として「LOGISTEED CAFÉ」を展開していきます。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

中澤:当社では物流の高度化に向け、様々な取組を行っています。
その中でも「倉庫」と「輸送」に関連したプロジェクトにて、新しいアイデアや技術を必要としています。

  1. 物流倉庫内のヒト、モノ、作業等を可視化し、安全・品質・生産性の向上
    当社は物流の高度化に向け、物流倉庫内のデジタルツイン(CPS)の実現を目指しています。そのため、現場の情報を取得するための、IoTや画像処理、可視化・分析に関連するサービスをお持ちのスタートアップ様がいましたら、お声掛け頂きたいです。
  2. トラック輸送をより安全にするために運行中のドライバー健康状態の可視化
    当社は安全にトラック輸送を行うため、ソリューションの開発・提供を行っています。
    遠隔地のヒトの健康状態を取得・可視化できるソリューションを探しています。
  3. トラックデータ (ECU) を活用した車両管理の高度化 (故障予兆等)
    より安全、かつ効率的な車両管理を実現するため、トラックデータの活用を進めています。コネクテッドカー、ビックデータ等を得意とするスタートアップ様がいましたら、お声掛けください。

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

中澤:共同で検証を行う状況になりましたら、必要なアセットの提供を想定しています。
物流倉庫、トラック、関連データ等、当社で用意できるものは適宜検討させて頂きます。また5Gが必要であれば、5G環境のある物流倉庫の提供も可能です。

最後に一言お願いします

中澤:社会インフラである物流は、今後も安全に品質の良い物流サービスを提供することがミッションですが、当社一社では環境変化の著しい現在に対応できるとは思っていません。物流を変えたいという思いのある方は、是非お声掛けください!

 

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