- インタビュー
2022年12月22日
インバウンド向け飲食店DX - TakeMe
- TakeMe株式会社
董 路 - CEO
2022年12月16日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ9社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。
1社目はTakeMeです。インバウンド領域における店舗向けトータルソリューションを提供するスタートアップです。今回は、TakeMe CEOの董氏に話を聞きました。
- めぇ〜ちゃん
- 『TakeMe Pay』とは、世界100以上の決済方法が利用できるスマホ決済ゲートウェイです!
CEOの董氏に伺いました
何をしている会社ですか?
董:TakeMeには主なサービスが3つあります。
- TakeMe Inbound:訪日観光客向けの日本の飲食店の事前予約サービスです。海外プラットフォーム上での予約を可能にし、直接売上を増加させます。
- TakeMe Pay:クロスボーダースマホ決済ゲートウェイとして、全世界の100以上の決済方法を集約しております。オンライン決済と店頭決済と両方対応し、現在契約店舗数は約1万を超えております。
- TakeMe Order:飲食店向けのマルチチャネル販売システムです。月額課金のSaaSモデルで、いわば飲食店版「Shopify」です。
クロスボーダースマホ決済ゲートウェイ「TakeMe Pay」、飲食店マルチ販売チャネル「TakeMe Order」
なぜ会社を立ち上げたのですか?
董:1993年に中国から日本に来た際に、日本語学校へ通いながらレストランでバイトしていました。皿洗いから調理まで広く学んだ経験を活かし、日本と中国の両方を良くすることを目指しています。
中国でECベンチャーを創業し、成長させ売却した経験があります。中国のスマホサービスやQR決済などについてたくさん勉強してきました。これらの知見を日本の飲食店とインバウンド観光客の両方に役立てるために、3回目の起業をしました。
弊社のビジョンは「Connect You to A New World」です。スマホ技術を駆使し、日本の素晴らしい文化とおもてなしを代表する飲食店と、世界中の人々と繋ぐ架け橋となることが我々の役割です。
これからの目標はありますか?
董:まず日本の飲食店のインバウンド領域におけるベストビジネスパートナーになリ、同時に、インバウンド観光客にとって“Your best local friend”になるのが直近の目標です。
飲食店が食づくりとおもてなしに集中し、それ以外のことは全部弊社に任せられるようになれば最高だと思っています。例えば海外へのプロモーションや、ファンを増やすCRM活動、DXによるコスト削減などは弊社の得意分野です。
最後に一言お願いします
董:弊社は小さなベンチャー企業で、知名度も低く、人数も少なく、資金力も弱く、経験も浅いです。しかし夢と情熱と一生懸命に働くスピリッツがあり、クロスボーダーに関する専門経験と技術があります。日本の素晴らしい文化とおもてなしを世界中の観光客を喜ぶために大企業の皆様と協業できたら最高です!
- めぇ〜ちゃん
-
インバウンド顧客に選ばれる店舗になるためには、対応できる決済方法の幅広さは重要ですね!
それでは次回もお楽しみに!
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